出雲・安来・三朝・三徳山ツアー企画について

ご存知の方は少ないとは思われるが、「JR伯備線」は、岡山から倉敷を経て、岡山県最北西部の新見駅から、広島方面「芸備線」を少し走り、備中神代から中国山地越えして米子に至る線である。「芸備線」は、神代から西南に向かい、三次、今話題の元石丸市長安芸高田市の甲立駅を通り、遙か西南の広島駅を結ぶ、新見からおよそ160キロの線である。興味のある方は地図でよく確認して欲しいが、芸備線の備中神代〜備後落合間は最も乗客数の少ない山岳地帯であり、新見からは約1時間20分かかる。ここには高速道路トンネルが通っている。1日に3便しかない赤字路線で存続が危ぶまれる。備後落合から山越して日本海側に至る木次線があるが、島根県の宍道湖畔に至るまでに3時間を要する。
特急スーバー八雲は、岡山から、倉敷、新見を経て、備後落合(不停車)から伯備線で北上し、米子、安来、松江、宍道、終点出雲を約3時間で結ぶが、これは季節にもよるであろうが、かなり佳い車窓景色を楽しめる。一言で言おうとすれば、「昔の日本はまあこんな景色だったのではないか」。私は鳥取に向かう際に、わざわざこれまで三回乗車しているほどである。
もし東京から岡山に新幹線で出て、岡山発スーパー八雲で出雲に至り、大社を詣でて、その後安来で足立美術館を見学し、倉吉三朝に宿泊し、翌日三徳山で音読勤行してそのまま帰京か、また三朝宿泊も可。出雲鳥取には飛行機でも行ける。
出雲大社→安来足立美術館→倉吉・三朝→翌日三徳山とやると、かなり楽しいツアーが企画できる。帰りは、倉吉発スーパーはくと鳥取→大阪→新幹線でも楽しい。空港近くの鳥取砂丘によるのも可。三朝温泉はこれまた「音読弟子」の経営する木屋旅館で気分万全。
てなことで、音読道場主と今秋企画で盛り上がっておったが、秋はすでにどこも宿が「予約買い占め」ということで一旦頓挫、来初夏に再企画設定となった。
興味のある方は予め申し込まれよ。
私は三徳山の波動場での音読斉唱を楽しみにする。

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