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【写すだけ】学生のヒーローになろう、夏休みの宿題カンニングnote【丸コピok】

お疲れ様です、ご主人様お嬢様。夏休みの宿題は8月中旬に終わらせる派の海月汐です。

突然ですが、皆様は夏休みの宿題で苦手なものってありましたか?夏休みの友、日記、自由研究、読書感想文…楽しい夏休みを憂鬱にさせる憎いやつら。8月最終週になり、急いで適当なものを完成させるなんて学生だった方もいるのではないでしょうか?

特に自由研究、読書感想文の2つは答えなどがなく、自分で考える必要がある宿題のため、頭を悩ませた方も多かったと思います。

わたくし自身は、特に夏休みの宿題を切羽詰まって終わらせるタイプではなかったのですが、弟くんがそのタイプだったため、海月家のパソコンの検索履歴は8月になると、

『自由研究 簡単』

『読書感想文 書き方』

などで埋まっていました。

しかし、ネットにある自由研究の情報や、読書感想文のお手本などは学生の求めている情報とちょっとずれていることありませんでしたか?

具体的には、自由研究のテーマがたくさん書いてあっても、実際にその実験をやってみなければならなかったり、まとめ方の見本はなかったり、読書感想文の書き方は『最初に何故この本を読むことにしたか書いてみよう!』など結局自分で文章考えなければならないやないかい!みたいなものだったり…。

そう、こんな夏休み終盤でネットの海を彷徨っている学生が求めているものって、結局答えなんですよね。もうあとは写すだけ!というカンニングぺーパーが求められているのです。

それならば作ってあげましょう。わたくしたちの頃はなかった夏休みの宿題カンニングペーパー。これを見れば、宿題を提出できます。ここに書いてあるものはすべて丸コピokです。

夏休みの宿題がまだ終わっていないお子様がいるご主人様お嬢様、ぜひ活用してください。

【自由研究】

まずは、自由研究です。一か月かけてアリの巣を観察している同級生には悪いですが、一日でパパっと終わらせてしまいましょう。

用意するもの

・A4ファイル

わたくしの書いたレポートを印刷してまとめるために使用します。入れるだけのクリアポケットタイプが一番楽ですが、さすがに20ページ分のボリュームはないため、スカスカを気にされる方はリングタイプを買って印刷した紙に穴を開けるのがおすすめです。

・ルーズリーフ(手書き指定の学校の場合)

パソコンの文書ソフトなどを使ってまとめるのが禁止されている場合は、頑張って文章を写しましょう。大丈夫、脳死で写すだけなので夏休みのワークと同じです。

使用したフリー素材サイト

使用したイラストや画像はすべてフリー素材になります。(さも自分が歩いて撮影したかのような内容ですが、バリバリインターネットの力を借りています)

ピクトグラムアイコン・https://illustimage.com/様

画像素材・https://www.photo-ac.com/様

内容

今回は、オリンピックなどで注目されたピクトグラムの研究にしました。

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全9ページ、賞とかは取らなそうだけどしっかりやった感はあるよね!を目標に制作してみました。A4用紙でちょうどいいはずです。

pdfデータのダウンロードはこちらから(ダウンロードできるページに飛びます)

【読書感想文】

課題図書、自由図書などがあると思いますが、今回は自由図書でいきます。わたくしが読んだことない本の感想を書けないためです。また、今回はある程度どの学年の学生にも対応できるよう1200文字(原稿用紙3枚程度)を目安に読書感想文を書いていきます。

◇文字数については下記のとおりです。
 ・小学校低学年の部(1、2年生)本文 800字以内
 ・小学校中学年の部(3、4年生)本文1,200字以内
 ・小学校高学年の部(5、6年生)本文1,200字以内
 ・中学校の部 本文2,000字以内
 ・高等学校の部 本文2,000字以内
(読書感想文コンクール公式サイトより抜粋)

読書感想文に関しては提出形式が恐らく手書きのみのため、文章を写す手間はどうしても避けられません。頑張ってください。

用意するもの

本は必要ありません。

・原稿用紙

学校指定のものを用意しましょう。

テーマの本

辻村深月・『名前探しの放課後』

わたくしの大好きな作家さんの本になります。比較的学生が読んでも分かりやすく、(解釈の仕方によっては)青春小説なため、本の選択による違和感はないでしょう。

本文

タイトル、学年、名前を入れず1196文字です。(改行の際のスペース込)

名前探しの放課後を読んで
○年○組 海月汐

 タイムスリップした主人公が、悲惨な未来を回避するために仲間と協力する物語。
 この物語のあらすじは、この一文で表すことが出来る。しかし、そんな一文にしてしまうにはあまりにももったいない『青春』がこの本には詰まっていた。
 この物語の登場人物は、学生である私たちの鏡のようなキャラクターばかりだ。運動が得意で友好関係の広い主人公いつか、祖父に育てられあまり目立つことを嫌う運動音痴のヒロインあすな、温厚で頭が良くどこかつかみどころのない友人秀人など、自分の周りにいても違和感のない、リアルな学生たち。そのリアルな学生たちが『タイムスリップし、同級生の自殺を止める』という非日常なことをするという話の設定に、とてもワクワクした。
 また、この物語で起こるさまざまな出来事にも、学生のリアルを感じた。
 物語の冒頭で描写されるいつかとその彼女の喧嘩。いつかが彼女を重たく感じ、他の女子が気になっていると言ったところ口論になってしまう。こんな男女のやりとりは実際に学校でも噂で聞くことがある。また、このようなやりとりをしているのは、大体決まってお互いの友好関係が広い男女間で行われている。
 物語でのいじめの描写。水泳が苦手な基という人物が、必死にプールで泳ぐも不格好なためいじめられっこに笑われてしまう。いじめられ笑われてしまう基は、いじめっこによって、『必死に泳いでいる』という重要な事実だけかき消され、『不格好な姿で泳いでいる奴』というピエロになってしまうのだ。これによっていじめっこは面白いことを言って授業を盛り上げただけ、という逃げ道を確立する。いじめっこはクラスでも中心人物になり、その周りもそれに笑って同調することで、無意識のうちにそのいじめに加担しているという実際のいじめにとても近い。
 このようなリアルな描写が、私を一層物語の世界に引き込んだ。この物語の『青春』は、少女漫画のようなキラキラしたものではなく、淀み、混沌とした、現実を切り取る『青春』なのだ。
 そんなキャラクターたちに、感情移入しないわけもなく、私は物語の出来事一つ一つに一喜一憂した。いじめっこに怒り、仲間同士の喧嘩に焦り、祖父の優しい言葉に涙した。私は、完全に物語の一部になっていた。
 ラストシーンまでは。
 私が今回この本を選択した理由は、作者のファンだからだ。この作者の魅力の一つに、最後のどんでん返しがある。今回の作品も例外ではない。最後のどんでん返しは、誰が読んでいても絶対に驚くだろう。
 そして、そこで私は『読者』に戻された。
 同じような『青春』を送っていても、私が生きているのは現実だ、とその瞬間に気づかされる。しかし、それが作者の優しさなのだろう。物語の一部から、読者に戻された私は、この物語の結末に感動し、涙を流すことができるのだから。淀み、混沌とした『青春』を彩る本に出合えたと、喜ぶことができたのだから。

あとがき

これによって一人でも多くの学生の命が救われたならうれしいです。夏休みの宿題は計画的にやらなくちゃダメだぞ!!

久しぶりに自由研究や作文が出来てとても楽しかったです。お互い、最後まで夏を楽しみましょうね。

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