ANDROGYNOS - THE FINAL WAR - 2024年10月12日(土) - under the Red Moon - 国立代々木競技場 第一体育館

ANDROGYNOS - THE FINAL WAR - 2024年10月12日(土) - under the Red Moon - 国立代々木競技場 第一体育館

DIR EN GREY
PIERROT

まさかの対バンか必然の対バンか。

前回は歩けないぐらいの腰痛だったのに二日間体感したら治ってしまったと言う。

音楽の恐ろしい程の効用にびっくりしたのも今は昔懐かし。

今回は至って健康だし制限週間を終えたばかりだったので絶好調も良いとこ。

初日は仕事などで行けませんでしたがそれでも今回万全の体調で臨める休日フラットな気持ちで観戦出来るのも最高のコンディションでワクワクしておりました。

・国立代々木競技場 第一体育館 原宿 神宮橋

BUCK-TICKとかでも訪れた事のある会場。

連休(俺は違うけど)を見越してか皇族専用のホームが解放されたのか改築が完了したからか明治神宮側からぬるっと現地に降り立ちました。

神宮橋が初日に話題になっていたのでしっかり記念撮影。

ジグラット社さんも良くアー写残してるあの場所です。

確かに黒服限定でも無いのに黒服の群れ。

俺からするとリアルタイムな光景で懐かしいのは刺繍入った特服(とっぷく。特攻服)の気合い入ったお姉様の群れの方が懐かしいんでさておき(笑)。

歩道橋渡るのもなかなか混雑していて難儀な混み具合でしたがそれでも難無く敷地内へと入場。

物販立ち寄ってこれまたすったもんだあったらしいチケットも問題無く施設内へ入場する事が出来ました。

デケーな(笑)。

調べたら一万三千人近く収容出来るらしい。

んでもってSOLD OUT。

日本武道館が一万人~一万五千人なんて記載があるので同じくらいか。

エンジニアのみなさんの真後ろに陣取る貴重な席でのんびりゆったり開演時間を待ちました。

・DIR EN GREY

完璧過ぎる。

映像、照明、パフォーマンス、音楽に至るまで体感する事に全身全霊を費やしてしまい感情が停止してしまう程の凄まじさ。

前半は圧倒されっぱなしで芸術として完璧。

そしてひとたびスイッチが切り替わればLIVEとして完璧。

最早神域か悪魔か究極の頂点の一端として鎮座するその御姿に言葉にならない。

恐ろしいバンドとは充分理解していたつもりだったけどあまりにも完璧過ぎて戦慄。

今まで体感した事ある楽曲もまるで別物。

改めて思い知らされたのでありました。

MCもバンド同士じゃなくてバンド対ファンの戦争なんて燃えざるを得ませんがな。

ありがとうございます…!

・PIERROT

こちらはDIRとは違う方向性の物凄いカリスマ性。

エンターテインメントを内包したコンセプチュアルな音楽。

その音楽性でなんでDIRとタメ張れるのよ。

驚愕。

キリトさんのMCは時折コミカルだったりして笑いを誘うのになんだいその燃え上がらせる煽り方は。

オーディエンスの熱狂たるや今まで見た中でも一番と言って良い程。

咆哮や悲鳴の海の底で反響を聴いている感覚。

セットリストも俺の好みだったり聴いてみたかったりする楽曲が目白押しでピエラーならずとも狂喜乱舞させられる。

結局ドラキュラ聴けたしそれ以上に名曲ばかりで改めて凄いバンドなんだとこちらも再認識。

あまりの会場内の爆発にPIERROT本格的に復活すりゃいいのになあと相方に言っていたんですけどね。

アンコールMCで戦争について言及するキリトさんの言葉に心が響きながらも発表されたのは。

来年PIERROTワンマン!

良かったね~!

ピエラーのみなさんの喜びたるや拝んでる人いましたがな(笑)。

ファンクラブが期間限定と銘打っているので本格復活かはわからないですけど。

自分の事のように嬉しかったし。

キリトさんの言葉じゃないけどこっちがとても幸せな気分になりましたとさ。

めでたしめでたし。

DIRが倒すべきにっくき相手だったのに今は一番PIERROTを止めさせてくれないと言ってたのが面白かったw

ありがとうございます!

・ANDROGYNOS

虜でもピエラーでも無いかもしれないし両方かもしれない俺はもしかしたらめちゃくちゃコンセプトに合ってるオーディエンスだったのかもしれません(笑)。

抵抗して最後にひとつになって気持ち良くなっちゃおうぜと煽っていたキリトさん。

かかってこい、俺達とお前らの戦争なんだよと勝負を挑んで来た京さん。

DIRもPIERROTもどちらにしたって凄いものは凄い。

音楽はなんて素晴らしいんだろう。

そして帰り際こんなにも最高の音楽を、同じ究極作品を共有している仲間や同志がたくさんいるんだと。

ずっと前からね。hide memorial summitの頃から思っていた事だけれども。

音楽をジャンル問わず愛する自分にとって本当にVISUAL SHOCKは特別で素晴らしいものなのだと。

愛して正解だったのだと深く強く自覚したのでありました。

もちろん否定したり違う分野に化けようと努力する姿も素晴らしいのです。

ルーツがそこにあって派生する分には好きなだけじゃんじゃんやっとくれ。

俺の中ではみんな等しく同じく源流を持つ仲間だからさ。

ファンも含めてアーティストさんの種別としてVISUAL SHOCKである事を誇りに思うよ。

それは精神性や芸術性、最早何でもアリの革新的分野でもある。

きっといつか世界を変える程の力を以て平和すら生み出す事を願って。

今でもたくさんの幸せを生んでいる事も認識しつつ。

感謝を心より述べたいと思います。

ありがとうございます!

素晴らしい以外の何物でも無いわ。