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今年のVMAは一味違う? 最優秀メタバース・パフォーマンス賞を穫るのは誰?

久しぶりに音楽のnoteです。音楽専門チャンネルとしてスタートしたMTVの式典 Video Music Awards (現地時間8月28日開催) にて、最優秀メタバース・パフォーマンス賞が今年始めて設けられました。タイトル画像にありますように、ノミネートされたのはアリアナ・グランデ(フォートナイト)、ブラックピンク(PUBGMobile)、BTS(マインクラフト)、チャーリーXCX(ロブロックス)、ジャスティン・ビーバー(WAVE)、21 Pilots(ロブロックス)。※()内はプラットフォーム を表します。

The VMA Experience ではこんな感じでレッドカーペットを再現。

上記のカテゴリーの投票は既に締め切られましたが、VMA自体を盛り上げる目的で The VMA Experience というタイトルのロブロックスのコンテンツも人気を呼んでいるようです。早速、筆者も体験してみました。

エクスペリエンスの始まり。みんなでメイン会場へ向かおう!

内容はMTVロゴをトークンとして集めることでキャラクターにエモートなどのアイテムをゲットすることが出来ます。

メイン会場の入り口でダンサーのインストラクション。彼女のVMAのお気に入りは2011年のビヨンセのパフォーマンスだそうだ。
エアギターのエモート(キャラクターのアクション)を入手(左)。 さらに青い星のエフェクト(右)もゲットしてロック・スター気分。
メイン会場ではコインを集めることでダンス・ムーブが変化。右は黄色いテールを入手したところ。

VMAと言えば月に降り立った飛行士(Moonperson)ですが、巨大な彼のスタチューの横にスピーカーやギターが並ぶ様は、まさにMTV。ロブロックスでMTVに初めて出会う子どもたちも多いのでは?

プラットフォーム・ゲームは筆者には難しく、33分もかかってようやくクリア。最速記録は35秒!

当然ながらミニゲームで遊ぶことも出来るロブロックスの特徴を良く理解して作成されたコンテンツである印象。

プラットフォームゲームから再びレッドカーペットで舞い降りる。こんな風に何度でも楽しめるのもエクスペリエンスの魅力でもあります。

一言ニュース

トミーフィルファイガーのアイテムをアバターに着用できる…値段はフィジカル商品とは別に(少額ですが)かかります。

アバターをカスタマイズ作成しメタバース等のコンテンツに利用できるサービス、Ready Player Me がトミーフィルフィガーとコラボレーションしたというニュース。Parallel Tommy Hilfiger というタイトル通り、フィジカルなアイテムをオンラインショップで購入すると自分のアバターに同じアイテムが着用できるというもの。RTFKTのスニーカーのように、デジタル(NFT)のアイテムにフィジカルのアイテムがついてくるパターンとある意味で逆の発想と言えます。現状、仮想通貨を利用したNFT購入にまつわる煩雑さを考えると、実はこんな風にアバターを着せ替えできる方が需要はあるのかも。今後も注目です。

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