展示の準備をしよう！①

こんにちは！VIVITA BOOKS編集部のもっちです。
８月５日から開催することとなったVIVITA BOOKS 2020の展覧会。
本来は今年の１月に行うはずでしたが、新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、延期をしていました。

そして、延期開催までの期間、子ども作家たちとは、
「VIVITA BOOKSで今後どのような活動がしていきたいか？」
「自分のやってみたいことやできることで、展示のアップデートができないか？」
ということを話し、考えてきました。

今回は、子ども作家たちと展示へ向けて進めている準備の様子をお伝えします！

「くだもの がくえん うんどうかい」の作者のひなこは、えほんプロジェクト後、動画づくりにも興味がでてきたとのこと。
今回の展示では、ハイテクポスト（感想の手紙を入れると動画が流れるポスト）の動画を担当してくれることに！！
普段学校で動画編集もしているらしく、仕事を頼むような感覚で色々と話してしまいました。

「千代ちゃんと400年に一度の流れ星」の作者りこは、絵本にでてくる流星群のシーンを、エンジニアのかっしーといっしょにVIVIWAREで再現しようとチャレンジしています。

この箱をのぞくと、なんと満天の星空と流星群が見えるんです！！
（なかの景色は展示までのおたのしみ！）
みんなかわるがわるのぞいては、「おおーー！！！」と歓声をあげていました。

「すみんの虫コレクション2020」の作者すみんは展示で流すタイムラプス動画用の打ち合わせ。カレハメダマカマキリを描くことに決めました。
この日はいつも使っている画用紙や画材も持ってきてくれて、えいきといっしょにさっそく絵を描いてくれました。

「不思議な本」の作者のかずきは、VIVIWAREでつくる「もちつきおもちゃ」の打ち合わせ。
昔の紙芝居のように、箱をひらくと物語（おもちつきのシーン）がはじめる素敵な仕様のおもちゃです！
おもちつきのシーンは、かずきと編集者のわかさんのお気に入りのページ。
実際に動くようになると、より絵本の世界がたのしめそうですねー！

「ペンタカーのぼうけん」のゆうたはVIVIWAREでうごくペンタカーおもちゃの制作！
型取りをするための車を粘土でつくってくれました。
工作好きなゆうた。みるみるうちに、ペンタカーのかたちができあがっていきます・・・！
車がうごく機構もかっしーと打ち合わせをし、いっしょに考えてくれました。

この短時間でこの精密さとかわいさ・・・。すごい。

りかとももかは、二人ですすめている「まりとゆったん」＆「T＆M」の世界がいっしょになった絵本の原稿作り。
どのようにして世界が混じり合っていくのかのストーリーも話してくれました。
どうやら絵本の世界にでてくる看板の描き方がふたりのなかでイメージが違っていたらしく、
「それちがう！！」「いやいや！こっちのほうがかわいいっしょ！」
など、にぎやかに話し合い（言い合い？笑）ながら、絵を描いていました。

「プリンのにちじょう」のえいたはアイデアノートを持ってきてくれて、展示に飾るプリンのにちじょうの登場人物紹介本の打ち合わせ。
えいたのアイデアノートはお宝な絵がたくさんあるので全部お見せしたいくらいですが、
「次回作にとっておきたい！」というアイデアたちは今回の本には載せません。
この日は紹介本の仕様を整理しました。

みんなやっていることは別々でしたが、最近学校であった話や、テストの話、ハマっているアニメの話・・・などなど、共通の話題で盛り上がっていました。
次回も、展示準備の様子をお届けします。おたのしみに！

＼子どもたちの作品は8/5-16、渋谷ヒカリエにて展示予定！／