WEEED Project⑥フィールドに出て試してみよう!
こんにちは!クルーのGoです。
今回は、WEEED Project第6回の活動をレポートします。
WEEED Projectって?
WEEED Projectとは、身の回りにある草と私たちがどう付き合うかを考えるプロジェクトです。
当初、草刈りロボットの製作を行う「WEEED Robot Challenge」として活動がスタートしましたが、「本当に草は刈るだけなのか?」という問いが生まれ、草とのつき合い方を考えるところから再始動しました(詳しい活動内容はnoteをご覧ください)。
https://note.com/vivita_tokatsu/m/m28a321a6870e
フィールドに出て試してみよう!
前回の活動では、各チームが作成した企画書とレゴなどを使ったプロトタイプをもとにして設計図を作りました。
どちらのチームもやりたいことを盛り込んだ設計図が完成しましたが、ここからは実際に草を切ったり、抜いたりと実験をしてみる必要がありそうです。
そこで、今回はこれまで考えていた「ひみつ道具でやろうとしていること」を自分たちで実際にできるのか体験するため、フィールドに出て色々と試してみます!
では、どこで試すのかというと、、、
KOIL MOBILITY FIELDです!
いつも活動で利用しているKOIL FACTORY PROの運営者今村さんのご協力により、この場所を使わせて頂くことができました。
ここはドローンを実験的に飛ばすことや、自動運転や遠隔操作でロボットや車、作業者などを走行させることができる場所となっています。
それじゃあ試せる場所に行こう…
とその前に、まずはどういうことを試してみるのか各チームで作戦会議です。
今回は手作業での草刈りに必要な道具や、ひみつ道具に近い仕組みを持った日用品を用意してみました。みんな机の上に出された道具を見て、各チームで考えているひみつ道具の動きなどを色々と考えています。さてさてどのような方法で試すのでしょうか?
さぁ、作戦会議も終わったので、いよいよフィールドに出ます!
いざフィールドへ!
活用チーム
活用チームは設計図で「草を切って集める」と「集めた草をマットにする」の2つを書いていましたが、今回はマットにするのを試してみるみたいです。さてどんな草のマットを作れるのでしょうか?
おっとマットを作るには素材の草が必要ですね。
まずは草を集めてます。マットを試すために必要な量はどれくらいだろう?
集めた草を木の角材を使ってつぶしています。どうやら枕を作ろうとしているみたいですがうまくいくのでしょうか?
今度は集めた草を袋に詰め込んで踏みつけています。
どうやら角材でつぶすのが大変ということに気付いたため、やり方を変えたみたいです。違う方法をその場で思いついて実行できるのが、実際に試してみることの良いところですね。
試行錯誤の上でできた枕がこちらです!
最終的に草をつぶさずに袋に詰めて、袋の中の空気の量を調整して完成しました。見た目はちゃんと枕に見えますね~。はたして実際の寝心地はどうだったんでしょうか?
枕のほかに布団の下にひけるマットレスのようなものも試したかったようですが、どうやらこの枕を作るだけで時間が過ぎてしまったようです。
実際に試してみて、発見があったかな?
環境チーム
環境チームは道具を使って草のとり方について試すみたいです。
さてさて考えていた通りうまく草をとれるのでしょうか?
回転して草をとることを考えてなのか、泡だて器を使って草をとれるか試しています。しかーし、泡だて器を回転させるだけでは全然切れません。
こちらはハンディファンの外側をばらして、中のプロペラで切れるか試しています。どうやらうまく草を切ることはできないみたいです。なかなかうまくはいかないか~。
次はチェーンの先に金属のクリップをつけて、回して草に絡ませて引っこ抜くことをやっていますが、うまく草を抜き取ることができたようです。やっとうまくいく方法がでましたね。
火ばさみの先にすべり止めをつけて草がうまく抜けるのかを試しています。これもお見事うまく草を抜くことができました。これは環境チームで考えている草を集めたり、狙った草を抜き取るところにうまく使えそうな感じですね!
大根おろし器を使って草をとろうとしています!これはちょっと思いつかない方法ですね。結果はおろし器の穴に草が入らないため抜くことも切ることも難しかったようです。しかし「穴を広げて試してみたい!」と新たな方法も考えていました。
環境チームのメンバーもうまくいかなかったときに、やり方を変えたり、次にやってみたいことを考えながら色んな方法で草をとることを試していました。
フィールドで試した結果をみんなで共有して、うまくいったこと・いかなかったこと、次に何を試したいかなどをまとめました。考えていた「ひみつ道具でやろうとしていること」に近い方法を一回で実現するのは難しかったようですが、次にどのような方法で試すのか考えることで期待が膨らみますね!
次は?
今回できなかったこととうまくいかなかった方法を改良して、再度フィールドに出て試していきます。どんなひみつ道具が出来上がっていくのか、まだまだ目が離せませんね!
次回のレポートもお楽しみに!