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BATON Project vol.01 DAY1

BATON Projectは、あるものを受け取って使い続けるためにクリエイティビティを発揮するプロジェクト。第一弾である「こわれた机 × VIVIWARE Panels」の1日目の様子をお伝えします!

DAY 1

活動初日のキックオフ会ということで、机の持ち主であるJR中央線コミュニティデザインさんに、こわれた机について詳しい話を伺いました。折りたたみ机は中央線沿線で開催するイベントの時に使っているもので、ナレッジルームで借りて使っている5台の他にも、まだ20台くらい倉庫にあるそうです。

折りたたみ机はぐらぐらして倒れやすくなっているだけでなく、表面も傷ついたり汚れたりしてかなりボロッとした状態だったので、まずはみんなでひたすらやすりがけ!途中かんなを投入したり、塗り直したり、分解したりしながら、きれいにしつつ倒れやすくなっている原因や活用のアイデアを考えました。

こわれた部分を直す方法について話し合って初日は終了!

次回予告

DAY 2は補修パーツの試作品を検証しつつ、活用のアイデアを広げるためのプロトタイピングをやりましょう!4月末に中央線沿線でイベントがあるらしく、そこでお試し出店してみるとよいのでは?といった話も出たので、それについての話し合いもしたいと思います。

さらに5年後は、どうするの?

DAY 1を終えた後で考えたことについて、ちょっとだけ書いておきたいと思います。

こわれた折りたたみ机は、約5年前に購入したものだそうです。5年間あちらこちらのイベントで使っていれば、金具もゆるんでくるし汚れてきます。だから買いかえようか?という話が持ち上がっていたところに「使い続ける方法を考えましょう!」と提案して、今回のプロジェクトは始まりました。

それを聞いた小学生のVIVINAUTがひとこと。

「さらに5年後は、新品に買いかえるの?」

とっさに「いや、買いかえないよ!5年経ったらまた直す方法を考えようよ!」と言い返したものの、その時はじめて「今あるものを、今使えるように直すことしか考えておらず、さらに5年後なんてちっとも考えてなかった!」ということに気付かされました。

ものは使っていれば消耗していくので、いつかは必ず捨てる時がやってきます。でも今回直したものを、5年後に丸ごと捨てて新品に買いかえればいいのか?と言われれば、それはなんだか違和感があります。

どこかのタイミングで、まるごと捨てて、新品に置き換えるのではなく細胞のように、一部分ずつ徐々に置き換えて、気づいたら丸ごと入れ替わっている。

そういう物との向き合い方はできないものでしょうか。

作りながら一緒に考えていけるといいなあと思います。

参加申込方法

DAY 1の活動に参加していなくても、VIVINAUT(VIVITA本会員)の方は今後の活動に参加できます。VIVITA Reserveで「BATON Project」を選んでお申し込みください。

会員登録をご希望の方へ

VIVITAでは小学校4年生〜大学生を対象に、VIVINAUT登録を受け付けています。登録ご希望の方は、体験&登録会にご参加ください。2023年3月は3/5(日)と3/19(日)に登録会を実施します。

VIVITAは世界中に広がるクリエイティブコミュニティです。VIVINAUT(VIVITA本会員)登録すると、このプロジェクトだけでなく、東京学芸大学キャンパス内のVIVISTOP学芸やVIVISTOP新渡戸を含む世界中のVIVISTOPの活動に参加することができます。


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