【カナダワーホリ】渡航前にやることやオススメサイト…#23
はじめに
みなさんこんにちは。2024年7月にワーキングホリデービザでカナダに入国をした“だよ”です。日本でしていた仕事を退職して“カナダワーホリ”を始めた北海道札幌市出身の24歳です。ワーホリをするにあたって必要なビザの手続き…渡航すると家探し・仕事探し・SINナンバー作成・銀行口座開設などやることはたくさんあります。今回はワーホリの渡航前にやることとなにかと使えるオススメサイトを複数ご紹介します。エージェントは使わない想定です。渡航後に使えるサイトはまた後日。
自己紹介・カナダに来た経緯はこちらに詳しく書いています。
渡航前にやること
・パスポート発行
・ワーホリビザの申請
・航空券予約
・家が決まるまでの滞在先予約
・語学学校の手続き(一部の人)
・ワーホリ期間をカバーする医療保険
・ESTA取得(アメリカ乗り継ぎをする場合)
・スマホで使うSIMカードの契約
いつから準備を始める?
渡航する日の3ヶ月以上前から準備を始めましょう。
パスポートの発行に1週間。そこからワーホリビザの申請を始めます。ビザ許可証の発行まで2ヶ月程度かかるといわれていますが、カナダの移民局次第なので、もっとかかる場合もあります。そのため、ワーホリでカナダに行くと決めたらすぐにパスポートを発行してビザ申請をした方がいいです。357カナダドル(約39270円、1カナダドル=約110円)の申請費用がかかりますが、申請後も途中までの手続きでやめた場合は全額返金されるので、とりあえず申請してみることをオススメします。
ビザ申請の条件
・申請時の年齢が18歳から30歳(渡航時に31歳や32歳になっても問題ありません)※1
・日本国籍の保持者
・ワーホリで滞在する期間以上の有効期限が残ったパスポート(期間がない人は更新しましょう)
・過去にカナダのワーホリビザを発行していないこと
・カナダから帰国する航空券または航空券を購入できる資金の証明※2
・滞在中の障害、疾病に備えた医療保険に加入すること※3
※1,すでに31歳を迎えている方は年齢制限がないCo-op留学を検討してみるのもよいでしょう。
※2,確認されることはほとんどないようですが、日本の銀行アプリでいつでも残高を見れるようにできれば良いと私は考えています。
※3,必ず1年間カバーできる保険に入りましょう。これより短いとビザの期限も短くなります。手続きは入国直前で問題ありません。
ビザ申請の手続き流れ
・IRCCでアカウントを作りビザ申請をする
・抽選が通ったら招待状が届くので10日以内に受理する
・20日以内に本申請を行う
・移民局からレターが届いたら30日以内にバイオメトリクス(指紋認証)の予約をして東京か大阪で指紋採取をする
・1週間程度でワーホリビザの許可証が届くので1年以内にカナダで正式なワーホリビザを発行してもらう
最初の申請から抽選が通るまでの期間が非常に長いです。私は6日で届きましたが、2ヶ月以上かかる人もいるようです。
ビザ申請の手続きは下記サイトからできます。
バイオメトリクスの予約は下記リンクから。本申請をした後に移民局からレターが届いてから予約ができます。
詳しい手続きは、『カナダ ビザ申請ガイド』というYoutubeチャンネルが非常に参考になります。
@CanadaVisaGuide
本申請をしてバイオメトリクスを30日以内にしなかった場合は、申請自体が無効になり最初からの手続きになりますが、357カナダドル全額戻ってきます。しかし、バイオメトリクスを終えてワーホリビザの許可証が届いた後、1年以内に渡航しなかった場合は戻ってきません(ワーホリビザは発行していないので、もう一度最初から申請することができます)。
航空券予約
10月と11月は7万円前後と安く行ける日が多くあります。一方で、夏はかなり高く、トロントの場合は乗り継ぎでも片道10万円を超えてきます。この数万円の差は初期費用としては少し大きいですが、数ヶ月働くことを考えると大した差ではないので行きたい時に行けばいいと思っています。直前の購入はどの時期も値段が上がるので、早めの予約をしましょう。直行便だとエアカナダ、乗り継ぎだとZIPAIRやWestJetにお世話になると思います。
航空券の検索は『Skyscanner』が人気です。私は『Trip.com』の方が慣れています。
仲介サイトで値段を見た後、航空会社の公式サイトと比較して安い方を買いましょう。
短期滞在の予約
渡航直後は家がないので、ホームステイかホテルなどに数週間〜数ヶ月滞在する人が多いです。語学学校が用意してくれる場合もありますが、少し割高な気がするので、自力で探す方がいいと思います。期間は、家の契約が月初からというのが一般的ということを踏まえて、月初までの数週間予約しておくと安心です。私は、トラブルを避けるため『Airbnb』を使いました。1週間程度なら安いホステルを利用するのもいいですね。
私がホステルを探す時は『Booking.com』や『agoda』を利用します。トラブルが多いという情報を目にすることがありますが、私は遭遇していません。
他にもたくさんサイトがあるので調べてみてください。
語学学校
通っていないのでどこの学校がいいかわかりません。Youtubeなどで調べてみてください。大手の語学学校『ILAC』のサイトはとてもわかりやすく作られています。エージェントを利用しなくても自力で簡単にできます。さらにホームステイの申し込みも同時にすることができます。
友人によると、語学学校に行くメリットは簡単に友達を作れることです。確かに理由がなくても毎日会える環境はとても大切だと私も思います。日本でも、学校や職場以外で友達を作るのは大変ですよね。語学学校を短期間通って最低限の英語を学んで友達を作る場所と割り切るのも賢い使い方です。ただ、入学金と1週間あたり約4万円+サービス料がかかります。3ヶ月通ったとしたら結構な費用なので、お財布を相談ですね。
保険
大きくカナダの保険と日本の保険の2つに分けられます。
私はカナダの会社『BestQuote』を利用しています。保険料は1年間で638.75カナダドル(約70263円、1カナダドル=約110円)です。補償額は、10万カナダドル(約1100万円、1カナダドル=約110円)。一般的なけがで10万カナダドル以上の請求をされることはないとWebで見たことと、私の過失で大事故を起こすことはないだろうということで契約しました。日本の会社の携行品保証はありがたいですが、保険料が高すぎます。私物がなくなってもその差額で買えそうですし。
他にもドイツの会社『Care Discover』も人気なようです。
日本の会社だと『AIG損保』や『ジェイアイ傷害火災』が人気です。
ESTAの取得
アメリカに入国する際に必要なもので、トランジット(乗り継ぎ)でも取得しなければいけません。飛行機に乗る72時間前までの申請が推奨されています。これを忘れると入国できないのはもちろん、飛行機に乗せてもらえないこともあります。申請から承認まで48時間以上かかることもあるそうです。一度取得すれば2年間有効です。
以前、私が旅行でアメリカに行ったとき、飛行機に乗る27時間前に申請をしました。その時の精神状態はまあ大変です。
★公式ウェブサイト
ESTAの偽サイトがたくさんあるので、気をつけてください。21アメリカドルで済むものが何倍も取られます。上記のリンクは公式のものです。
去年リリースされたアプリで申請するのも良いと思います。
★iosアプリ
★androidアプリ
SIMカードの契約
カナダに着いてからでもできますが、日本にいるうちに契約した方が安心ですよね。私のオススメは『Phonebox』です。日本語サイトが充実していてわかりやすいのと値段が安いです。私は月35カナダドル+TAXで50GBのプランを契約しています。カナダは通信制限という概念が無く、超過したら1GBごとに15カナダドルの追加料金がかかるので気持ち多めに契約した方が良いです。eSIMであれば渡航の3日前でも契約できます。
(プロモーションは含みません)
私はカルガリーに到着後、eSIMの設定をするもうまくいきませんでした。結局、滞在先までのバス→電車→電車→歩き5分の行程を電波なしで行く羽目になりました。こういったこともたまにあるようです。
他にも
海外転出届などの手続きがありますが、必須ではないので今回は割愛します。
(例)32歳でもワーホリで渡航できる?
申請時の年齢が30歳までというルールなので、1994年3月15日が誕生日の人の場合、2025年3月14日までにワーホリビザの申請を済ませればセーフ。2025年5月14日にワーホリビザの許可証が発行されたとしたら2026年5月13日までにカナダでワーホリビザを発行してもらえばいいので、条件付きですが32歳でも渡航は可能です。ビザが切れる2027年5月12日には33歳になっていますね。ワーホリを迷っていて31歳が迫っている人はとりあえず申請しましょう!
早めのリサーチが大事
ビザの申請以外は直前で間に合うものの調べていくと結構時間がかかるものです。時間がある時に少しずつ情報収集をしておきましょう。定番のことからコアなことまで大体のことは誰かが発信しています。
最後に
読んでいただきありがとうございます。自力でのワーホリビザ申請はミスする可能性があるので、移民局からのレターは頻繁にチェックしましょう。過去にワーホリでカナダに行った人が身近にいたら手伝ってもらいましょう。その際は、ランチでも奢ってあげてください。週2程度の発信を目標としていますが、疲れてめんどくさくなったら、、、そういうことです。もし、気になること知りたいことがあればコメントください、わかる範囲でお答えします。返信速度はカメさんです🐢
次回予告
次回こそは、日本人に馴染みのないチップ制度について書くかもしれません。
また会いましょう。