社会が大変な今思うことを記録しました。

(いつもとは少し違う感じで書きますが、記録をしておこうと思います)

父が大企業から独立したとき、私は中学受験の準備中だった。千葉のパチンコ街の超ーー雑居ビルに設けられた、父の会社の初代事務所。毎日父と2人で事務所にこもり、私は1日中勉強した(ふりをしていたw)。

思い返すと、父の会社は全国がフィールドなのだから、あのとき全く仕事が無かったんだと思う。だって父も事務所で毎日本ばかり読んでたから。確か、『ベンチャー経営論』みたいなやつとか。
私が中学に受かる頃その雑居ビルで、父の会社の唯一無二のビジネスモデルが生まれた。

2011年、会社は業界では大きな存在感を持つところまで成長したけれど、3.11のときは大変だったと記憶している。東北で特産品開発をしていたお客様方は、それどころではなくなった。
だから父の会社の仕事、、ではなく、彼の「活動」は復興支援になった。
今できることを、会社に蓄積されたノウハウを使って精一杯させていただいていたような記憶がある。
おかげさまで私は父の会社の悪口を聞いたことが無い。

2016年、父は新しい事業を始めた。銀座の一等地に念願だったレストランを出した。全国のお客様が生産する農作物を、農家の味で提供するレストラン。しかも開店は夜だけ。
大人になった私は「この投資はコストかかりすぎだろ大丈夫か?」と思っていたし、現にグルメ通の皆様に知っていただくまでには長い時間がかかった。
でも、今や唯一無二の大人気のお店に成長した。
この時私は、父には敵わないかもしれないと悟った。笑

何が言いたいかというと、
大変なことは必ず良くなる、と信じているということ。

私は父の会社を通じて、何度もそれを目撃している。

父の行動を思い返すと、この2つが大切だった気がする。

1.難しくシミュレーションしすぎない。シンプルに予測する。

2.自分がいいと思う価値をとことんやり続ける。周りを見過ぎない。

商売は、価値と価値を交換する尊いもの。
だから今は自分の価値に耳を澄ませよう。私には何ができるだろうか?と。


今日はいつもと違う感じで書きました。父の話を書きましたが、私は父を始めとする大先輩方からこういうことを学んだと思います。
だから、皆さんにもシェアしようと思って書きました。
誰もつらい思いをしませんように。


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