Xデザイン学校 ビギナーコース#05

今回の講義を通じて一番感じたことは、「それぞれのやり方(例:ユーザーリサーチ、ペルソナ作成等)がわかりつつも、うまく一つのプロセスに組み込めない」、というところだった。

というのも、チームワーキングの時、インタビューの結果をまとめるのに先に何をすればいいのかがわからなかった。

先に全員でインタビューの結果に対してレビューしながらファクトを書いていくのか?ただし、インタビュイーが多いので、それだとちょっと非効率的にも感じる。

それとも、一通りレビューしてからまとめてファクトを書くのか?

最終的に、うちのチームはそれぞれのインタビュ結果に対して皆でレビューしながら、先に一言(一枚の付箋)でインタビュイーの特徴(例:「走るや椅子の購入により肩こりを解消した体型維持を重要視する30代男性」)をまとめることにした。それが終わってから、グルーピングし、さらにそれぞれのグループに対してファクトを書いた。

この進め方は自分が提案したのだが、正しいかどうか正直不安だった。

実際に仕事上でも似たような悩みがたくさんある。UXコンサルをしているので、常に正解がない中で次は何をすればいいかを考えないといけないが、一番難しいのはやはりプロジェクトの進め方だと思う。

会議の進め方がまずくてクライアントとの合意形成ができなかったり、もっと議論を発散した方がいいところにテーマを狭めすぎたり、逆に収束しないといけないタイミングなのに発散しすぎて収束できなかったり。

グルーピングかやペルソナの数を決めることは、まさに収束することではないかと考えている。早すぎるタイミングで収束してしまうと、主観的な視点が入ってしまう恐れがあり、気をつけたいところ。

とはいえ、収束がなかなかできない場合、一個前の段階で決めるべきことの方向性がちゃんと決まっていなく、議論がブレ気味になっていることを示しているかもしれないため、そこも早めに見極めたいところだ。

結局こういうバランス感覚もある意味で経験値なので、今のうちにいろんな失敗経験を積んで、これからもっと成長していきたいと思う。

#Xデザイン学校2022年ビギナーコース
#05ペルソナシナリオ法


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