Xデザイン学校 ビギナーコース#06

今回の講義では、チームワークの時間が多めになっていたが、良いチームワーク、そして議論ができ、とても感謝しているし、大変勉強になった。

以前の講義で、先生からチームビルディング時のワナについて、教わったことがあるが、実際に(会社での)会議を振り返ると、

・集団浅慮
・会議の設計はできていない
・上の人への忖度(これは私が勝手に追加した項目)

この3つが最も会議の成敗に影響しているのではないかと感じている。

集団浅慮

子供の頃から、社会人になるまでどこで、どの国でどこでも経験していることだが、声が大きい人の発言権が強く、その分、他の人が言えなくなり、意見が偏りになりがちだ。

いわゆる「弱肉強食」なのかな?これはとても固く、一方通行のコミュニケーションにしかない。

一方、UXの本質は発散と収束の間で、振り返りしながら進めていく(成長していく)ものだ。そのため、オープンマインドで柔軟な考え方を持たずにただただ自分の意見を通そうとすると、良いユーザ体験を作るのは不可能に近いだけでなく、チームビューディングも早い段階で崩れるのではないかと思う。

会議の設計はできていない

会議を設計することは、実に奥が深く、難しいことだと考えている。

前職で、よくミーティングのファシリテーターを担当していたため、
会議の設計から議事録の書き方などうまで猛勉強した時期がある。

・会議前に事前にアジェンダと時間配分を決める
・会議中に先にアジェンダと時間配分を全員に共有・確認
・会議後にTODOと決定事項を全員に共有

この一連のことをやったとしても、うまくいかない時がある。
理由としては、組織の文化やクライアントとの関係、プロジェクトの進め方等によって、物事が曖昧のままで進んでしまう時がある。

そういう時、もちろん自分が「こうした方がいい」と思うことをそのまま実践して、ちょっとずつ他のステークホルダーを影響するのは理想だが、
プロジェクトの参画状況や立場によって、難しい時もある。

とはいえ、会議を設計しないまま始めるのは、何にせよNGなので、今後も一気をつけていきたいところ。

上の人への忖度

これは言うまでもない項目だが、逆に、
どうしたら他の人が「集団浅慮」している時、
「忖度せずに上の人に意見を言える」のかについて考えたい。

もちろん、「勇気」が一番必要だ。
とはいえ、集団社会に生きている上で、それは決して簡単なことではない。
なぜなら、私たちは話した後の結果を恐れるのだ。

私にも、とても難しいことなのだ。
ただし、最近何年間、良く自分に言うのは、

「指示を聞いて手を動かすのはただの作業。仕事はちゃんと頭で考えて結果を出すこと。なので、もし自分の意見も言えないなら、仕事とは言えないのだ」

忖度せずに、言うべきことをちゃんと言って、初めて意見の発散ができ、良いチームビューディングができ、良いサービスが作れるのだ。


今後会議の時も、チームビルディングの時も、この3つを気をつけてやっていきたいと思う。

#Xデザイン学校2022年ビギナーコース

#06アイディア創出と受容性評価

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