乃木憂助について

乃木さんのメモ


乃木憂助のこれまで

  • 1981年、バルカで誕生。作中での年齢は42歳。

  • 3歳のころバルカの内乱に巻き込まれ、両親と引き離されて人身売買グループに捕まる。虐待により記憶障害となり、自身のことが分からないまま物乞いをさせられる。
    日本で保護されたとき体に傷が残っていたことから、数年にわたってひどい扱いを受けていた可能性が高い。

  • その後日本人ジャーナリストの<飯田さん>に発見され、なかば強引に船で日本の舞鶴へ。警察が調査するも素性が分からず、<丹後隼人>として児童養護施設で暮らすことになる。

  • 児童養護施設でいじめられ「消えてしまおう」と考え始めたとき、<F>が現れる。

  • Fは憂助を生かすため、強くなるために奨学金を得てミリタリースクールに進学するよう助言。憂助は勉学に励み、施設職員にも相談しないまま、特待生としてアメリカへの留学を決める。
    この時点まで憂助にはF以外に信頼できる人間はいなかったと思われる。

  • ミリタリースクールで<サム>に出会い、親友となる。

  • 前後して一時帰国中、偶然にもテレビで3歳以前の記憶に残っていた乃木家の家紋を見かけ、島根を訪れる。DNA検査の結果、ようやく自分が<乃木憂助>であることを知る。
    1話時点でサムは乃木を「ユウスケ」と呼んでいるので、サムには本名を告げていた様子。

  • ミリタリースクールを卒業後、コロンビア大学に進学。
    在学中に米国同時多発テロが発生し、サムら友人たちが『愛する家族を守るため』大学を休学して軍に入るのを見て、自分も何かを守りたい、愛を知りたい、日本を家族だと思って愛し、守ろうと国防の道に進むことを決意。乃木憂助として自衛隊に入隊する。

  • 自衛隊で優秀な成績を収め、別班に配属される。別班配属後、自衛隊入隊の経歴は完全に抹消されており、公安でも確認できない。
    東大大学院に入学し、2年間大学院生として過ごしながら別班の訓練を受ける。

  • 丸菱商事に入社。同期には同じ東大大学院卒の<山本>がいる。出世レースから外れることで海外出張しやすい状況を作り、通常業務と並行して別班として動いていた。

  • 3年前、テントによるテロ活動が始まり、テントの掲げるマークが乃木家の家紋と一致していることを知る。再び島根へ行き、家紋について確認。テントの首謀者が父ではないかと疑いを持った。

  • 【VIVANT 1話】丸菱商事で140億円の誤送金事件に巻き込まれる。送金先がバルカのGFL社であったことから、おそらくすぐに司令の<桜井>に報告、テントとのつながりを想定し、誤送金事件の当事者として、また別班としてバルカへわたる。

乃木憂助(表の顔)の人柄

  • 丸菱商事の社員やサムからは「とろい」「へたれ顔」などと言われるが、1話時点でも英語、モンゴル語が話せて(後に任務ではロシア語も使っている)新聞やニュースにもしっかり目を通しており、(医師である薫よりも)頭の回転が速く理解力も高い、世間一般から見れば『表の顔』でも優秀な人物。

  • 会社では出世レースから脱落した男として評価が低いが、誤送金事件の後でも乃木に太田の噂を提供してくれる女性社員はおり、部下からは好感をもたれている、かもしれない。

  • 東大卒で元公安の父親の遺伝か、IQが高い(テントでの検査でIQ137)。業務監査部・河合の嫌味や薫が漏らした手術費用など、他人の話は一言一句正確に記憶している。

  • 3年間バルカで暮らした薫よりもバルカの食文化(香辛料を使わない)や宗教観に関する知識・理解があり、ラクダにもモンゴル語で話しかけるなど、他国の文化や価値観を尊重しようとする意識が強い。
    日本の自宅では抹茶の点てて来客(野崎、薫)をもてなす。

  • バルカで両親と別れたときの夢を見てよくうなされている。
    ジャミーンが来日後に病室でよく眠っているのを見て「薫さんに会えて安心したのだろう」と言っていたが、孤独に生きてきた乃木には安心できる時間が少なく、慢性的に熟睡できていないのかも?

  • お赤飯が好物で料理も好きそう。

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