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双子のパパの韓国育児記録(No.15)〜形は変われど趣味は変わらず

双子の誕生は私の生活を一変させました。双子の誕生前の私は、規則的な生活が好きで毎日の朝から夜までのリズムが決まっていました。起床後学びの時間、会社に行く準備、通勤中は読書、退社後は趣味はジョギングやギター、ワイフとの時間、晩酌…等です。全てがうまくいかないこともありますが概ねリズムを崩さずに生活していました。

双子の育児をするようになり、まずはお酒を飲まなくなりました。深夜の授乳に起きられなくならないか心配だからです。ジョギングも子供達と離れられず諦めています。読書は授乳後の消化時間に少しはできます。そして育児を始めて最も辛かったことはギターに触れる機会がないことです。趣味のギターも遂に断念か、と思っていたのですがギターと意外な付き合いが続いています。

1.作り手との交流
双子の誕生を記念してギターを作ってもらうことにしました。双子ということで2本も(笑)。作り手はいずれも楽器の修理や楽器の展示会等でお世話になっている方です。この作り手の方々との交流が生まれました。
ギターの仕様はメールのやり取りで決めていきますが、ギターの仕様の話は少しで、育児のアドバイスとか励ましとかの話が中心です。楽器仲間を超えて父というか人生の先輩というか、その言葉がとても温かいです。
ギターはたくさんの部品からできていてその部品を作っている方との交流もあります。私はL.A.のギタリストが好きなのですが、L.A.でギターの部品を作っていて私の好きなギタリストのこともよく知っている方ともメールでの交流が生まれました。ギタリスト秘話も楽しいですし、やはり育児の励ましがありがたいです。

2.ミュージシャンとの交流
私はSNSは専ら見るが中心でコメント等することはほとんどありません。しかし20年以上ファンを続けているギタリストの投稿が印象に残り思わずコメントしてしまいました。レコード大賞受賞の経験があり、ミリオンセラーもある大御所で、返信は期待していなかったのですが、なんとお返事を頂いてしまいました。その後も個別のチャットにも付き合ってくださいました。その日はドキドキが止まらず眠れませんでした。

3.楽器店との交流
私は学生時代に楽器店でアルバイトをしていましたし、アルバイトの無い日でもあちらこちらの楽器店を訪ね歩くことが趣味でした。最近はすっかり楽器店通いから遠のいていましたが、当時の仲間で今も楽器業界にいる人に双子の出産を報告したところ、やはりギター話や育児話に花が咲きました。

双子を授かって最初の頃は規則的な生活ができないことを頭では分かりつつも身体がついていかない状況で戸惑いました。趣味に関しては趣味の時間を育児に「取られた」とさえ感じていました。しかし、ギターを弾いていないもののギターは身近であり続けています。今は、双子達がギターとの新たな付き合い方を教えくれた思っています。ギターを弾く日が帰ってきても、双子達が繋いでくれた作り手の方やミュージシャン、そして楽器店仲間との交流を続けていきます。

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