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香り纏う•ヒストリー4

〜第四章〜 『自在』
 
心(わたし)が
変容するように…

幻(あなた)を
自在にあやつる…

 

仄めかす…
この言葉だけで、何故か官能的に
聞こえるのは何故だろう??

本日は、女王のお話です。
 

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◆古代エジプト③◆

女王クレオパトラといえば言わずと知れた
世界三大美女の1人です。

その美女の逸話をお話していきたいと思います。



プトレマイオス朝最後の女王であるクレオパトラ7世は、美貌だけでなく、洗練されたギリシャ文化の知性を持ち合わせ
当時、地中海地方で話されていた言葉すべてを流暢にあやつることができたといわれます。

一説には、容姿はそれほどでもなく、
聞き上手で雰囲気が優雅で、穏やかな話し方であったともされ、その声は小鳥のさえずりのようだったそうです。
反面、政治的手腕・行動力は並外れたものがあり、才色兼備で魅力的だったのだそうです。

自分を美しく見せるための演出をする努力は惜しまず、香油を巧みに使いこなし、ローマの独裁官シーザーや、その部下アントニウスをとりこにした…という話は有名です。



では実際にどのように香油を操って
いたのか??



アントニウスに初めて近づいた時は、
自分の船にクローブの香料を大量につけて、ナイル両岸に香りを漂わせて
自分の存在を知らしめたといわれている。この時は20歳だったそうです。

クレオパトラのバラ好きは有名ですが、
床に40cm以上ものバラを敷き詰めて、
芳しい香りに包まれて過ごし、
牛乳風呂に入ることが大のお気に入りだったそうです。

その他、
⚫︎ジャスミン
⚫︎ムスカ
⚫︎シベット
⚫︎アンバーグリス…
など催淫効果の高い媚薬がお好みだったようです💕
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人の「心」を魅了してしまう香りを
変「幻」自在に操る女王クレオパトラ…

または、
香りによって女王クレオパトラの
「心」が変容して、
人を魅了する才能が発揮されたのか…


 

#変容
#変幻自在
#クレオパトラ

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