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スペースマーケットのエンジニアチーム文化 #SPACEMARKET

はじめまして。スペースマーケットでエンジニアリングマネージャーをやっている三重野といいます。この記事は スペースマーケットプロダクトチーム Advent Calendar 2019 の 12月2日の記事となります。

スペースマーケットでは2019年も採用活動を活発に行い、多くのエンジニアの方を迎えてきました。エンジニアリングマネージャーとして採用面談を行っていると候補の方から「どういった文化ですか?」「どういった開発体制ですか?」という質問を多く受けるため、スペースマーケットのエンジニアチーム文化について公開しておこうと思います。

職能とプロジェクトのマトリックス組織

体制図

エンジニアが所属する技術部、デザイナーが所属するデザイン部など職能による組織体制(ラインと呼んでいます)と、プロダクト開発における職能横断のプロジェクト体制(ユニットと呼んでいます)の、いわゆるマトリックス組織となっています。ユニットは集客、成約、基盤など達成すべきGoalごとにわけられています。ライン組織ではスキル育成、キャリア構築、評価などを行い、ユニット組織ではGoal達成に向けた施策の実施などを行ます。

Product Teamである

これはエンジニアというよりプロダクト開発チームについてですが、Feature Team(上司に言われた機能をひたすら作るために開発をする)ではなく、Product Team(顧客の価値のために開発をする)です。上記したユニット単位でGoalは与えられているため、ユニット内でPM(Product Manager)を中心に何をやるかを考え実行します。
社内の他部署や顧客から指示を受けモノづくりをしているわけではないので受託感がまるでありません。
また、ユニットチームの中に上下関係はないため、エンジニアは上流で決められたものを作ればよい、という文化ではありません。エンジニアもPMやデザイナーとともに仕様策定を行っていますし、むしろエンジニアの気づきや工夫からイノベーションが起こっていることが多いと思います。

アウトプットはもちろん、アウトカムも

機能をリリースすることだけが目的ではなく、リリースした機能で得る成果(ユーザー価値を高める、事業に貢献する)も重視しています。全社業績や日々のKPI速報も全てSlackに流れてくるため、エンジニアも毎日数値を確認し開発している機能がどの数値を上げることに貢献するかを意識しています。

技術刷新をきちんとやる

技術刷新が目的でやるわけではありませんが、サービスも組織も毎年2倍3倍で成長していくとその時点での最適な手法は変わっていきます。その場合に苦し紛れに負債だらけの秘伝のコードをメンテしていっては数年後行き詰まるし、なによりエンジニアとして楽しくないのでアーキテクチャや言語の刷新は適宜しっかり行ます。大きな指針としては、技術スタックは世の潮流に合わせる数年後メインストリームとなってそうなものを選ぶといったあたりです。

カルチャーフィット重視

採用枠に見合う技術水準はもちろん必要ですが、スキルよりもカルチャーフィットを重要視しています。これまで経験はそこまでないが自社サービスのWebエンジニアとして活動したい!という動機でジョインしたエンジニアが多くいますが、皆業務を通じて十分なスキルを身につけています。そのためスキルはやる気があればあとから身につくと考えています。それよりも「一緒にやっていけそう」というのを大切にしています。

スクラム開発

開発プロセスはデザイナーも含めスクラムで行っています。いろいろ試行錯誤しつつやっていますが、現在は1週間スプリントで回しています。スペースマーケットではプロジェクト管理ツールにJiraを利用しているのでツールとの相性も良いです。

リモート勤務

毎週水曜日はリモート勤務デーとなっており、各々好きな場所で勤務可能です。荒天により通勤ができない場合なども柔軟にリモート勤務ができます。少し前に台風で電車が止まっても会社に通勤して忠誠心をみせる云々なニュースがありましたが、そういった組織と真逆でポーズは誰も気にしてないので期待される成果を出すことが重要視されます。

同じ場所にいる

さきほどリモートの話が出ましたが、メンバー同士あまり関わりなく開発しているかというとそんなことなく、むしろ同じ場所で机を並べて作業することの価値を重視しています。そのため、いつも同じ場所に集まれるようエンジニアは基本的に正社員としてジョインしてもらっています。リモート開発のツールも整っている時代に少し古臭いと感じられるかもしれませんが、その場にいることで生まれる議論や個人的話題などのコミュニケーションにより、分散したチームでは得られない多くのエネルギーが得られると思っています。

自分たちで作る

リソースがない、もしくはエンジニアリングのコストを下げたいといった理由で外注し(たとえばオフショアなど)、社員は外部エンジニアのマネジメントだけ行う、ということはやらないです。ただし、現在社内にないタレントをお持ちの方をスポットで委託する、などはむしろ活用していきたいと思っています。

合宿

毎年開発合宿を行っています。コンテンツは様々で直近2回はデザイナーも含めたハッカソンを行いました。スペースマーケット開発チームの文化となっています。とても楽しいですよ!

最後に

色々思いついたことを書いてみました。最後になりますが、スペースマーケットでは、サービスを成長させることが好きな新しい仲間を求めています!ご興味を持たれた方は下記の採用サイトから詳細をご覧ください!


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