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ヴィッセル神戸U-12 振り返り

自分自身は夏のバーモントカップ全国大会からしか現地応援に行けていないので、詳しい振り返りはそれ以降のみになります。
なので夏以前の試合・大会結果に関しては、探して分かる範囲で拾っていきます。
チームとしては昨年はヨハン君率いる現在のU-13のメンバーがあのバルセロナにもPK戦にもつれ込んで勝利するなど、高い個の能力に加えデザインされたプレーが印象的でした。
今年の6年生の代は昨年ほど個の力が突出してるわけではないですが小学生とは思えないパス回しやポジショニングでボールを保持し押し込んでいくサッカーでした。

◯全国小学生選抜サッカー兵庫県予選(チビリンピック)
結果:優勝🏆 ⇒JA全農杯in関西出場
◯JA全農杯in関西(チビリンピック)
結果:3位
〇日刊スポーツ杯兵庫県大会
結果:準優勝 ⇒フジパン杯関西大会出場
〇フジパン杯関西大会
結果:3位
〇神戸兵庫シティライオンズクラブ杯 兼 DAISEL杯神戸予選
結果:優勝 ⇒DAICEL CUP兵庫県予選出場
〇バーモント杯神戸予選(フットサル)
結果:優勝 ⇒バーモント杯兵庫県予選出場
〇バーモント杯兵庫県予選
結果:優勝 ⇒バーモント杯全国大会出場
〇DAICEL CUP兵庫県予選
結果:優勝 ⇒KSFA(関西大会・旧ニッポンハム杯)出場

とりあえず夏までの大会結果はこのような感じ。
県内ではほとんどの大会で優勝で次に繋げることができるも関西大会で最後勝ちきれないという印象。

<バーモントカップ全国大会>

8月8日から開催されたフットサルの全国大会。屋内での開催というのもあり夏にはプレーする側も観戦する側もうってつけの大会。
GLは埼玉県、新潟県、佐賀県と同組となり7-1,8-2,三試合目は開始4分で3失点されるも1ピリオドで2点を返し、2ピリオドで4得点で逆転し6-3とひやひやする展開で勝利し三戦三勝でGLを一位抜け。
決勝トーナメントラウンド16は石川県代表と、1ピリオドで6-0とし2ピリオドで2点返されるも3点追加して難なく逃げ切り9-2で圧勝。ラウンド8では北海道②代表との試合は1Pで3点、2Pで2点の5-0で勝利。
準決勝の相手は千葉県代表のジンガFC。1Pは1-1ずつを奪い合い、終了間際に勝ち越しゴールの2-1で終了。続く2Pでもボールの主導権はジンガFCが持ち神戸はシュートシーンまで持っていくことができず4点を返され2-5の逆転負け。
決勝進出まであと一つを勝つことができず同立3位という結果で終幕。
神戸の選手は小柄な選手が多く、身長のあるジンガはフットサルの狭いコートでは神戸にとって遠回りできない高い壁となった。
ハーフタイムやタイムアウトでは、普段指揮をする坪内監督ではなくベンチに入った「ヘッド・オブ・最適化」の元フットサル監督・谷本コーチがコーチングを行い大会を通して前半でうまくいかなかったところを見違えるように修正されていた。昨年の記事ですが、今大会の意味を知ることができるので読んだことのない人にはぜひ読んでほしい


<ワールドチャレンジ>

バーモントカップ、U-15の帯広クラセン、ワーチャレと続きアカデミーサポーターは過密日程の疲労困憊で一日目は観戦に行けなかったため2日目から参戦。場所は千葉のフクダ電子。GLはセレッソ、江南南、ヴェルディ。一試合目の同じく関西から出場しているセレッソに1-0で勝利、続く江南南には2-1で勝利。2日目は残りのヴェルディとの試合のみで2-0の勝利で三戦三勝で決勝ラウンド進出。
決勝ラウンド一試合目は選抜チームの大和ハウスドリームス。柏、千葉、ヴェルディでプレーをした近藤直也が監督として指揮を執る。前半をショートコーナーからのゴールなど一挙3点をあげ折り返し、後半に一点返されるも逃げ切り勝利。続く二戦目は開催地千葉県のU-12トレセン。前半終了間際に得点かと思われたがオフサイドで取り消し、後半もそのまま点が入らずPK戦と思われたラストワンプレーのペナルティエリア前からのフリーキックのこぼれ球を押し込み劇的勝利で準決勝進出。
勝てば決勝でバルセロナと対戦となる準決勝。相手はソレッソセレクト、九州の強豪ソレッソ熊本系列の選抜チーム。前半19分ごろにコーナーキックを頭で合わせられ失点し、得点できないまま試合終了。コート全体を使って前進していきながら狭いところではフットサルで培ったパスワークなどを披露するなど練習の成果を十分に発揮していた。しかし九州全域から選抜された頭が1,2つ高い相手にこちらが優位な状況でも追いつかれ抜かれるなど、どうしようもないやるせなさ。言葉を選ばずにいうとせこいなと思った()(他チームには二十歳で170cm台の自分より高い日本人の小学生も…)これに関しては次の中学のステージで身長が伸びてきたときにこれまで培ってきた技術や戦術面で凌駕することに期待したい。別山のバルセロナはマリノスに小学生とは思えない身体能力と技術の差を見せつけ8-1と圧倒的な力を見せつけ勝利し、三位決定戦はJリーグで優勝争いを繰り広げる2チームのアカデミー同士の対戦となった。
その三位決定戦はペナルティーエリア外からの山なりのロングシュートを触ることができず仕方がない失点、追いかける展開も神戸は自分たちのやり方を貫き後半終了まで4分のところで左サイドからクロスを押し込み同点。PK戦へ突入し三本目の相手のシュートがバーに弾かれ試合終了。3位という入賞するも悔しい結果で終わることとなった。
今大会では普段の8人制よりも広いコート、またフットサルが終わってから間もないという難しい大会になったがCBが積極的にボールを動かし縦につけるプレーが印象的だった。ただやはり広いコートでは身体差が目立ち三位決定戦のマリノス戦でも苦戦を強いられた。技術だけで言えば小学生年代では圧倒的だと思われる。

<KSFA(関西大会・旧ニッポンハム杯>
8月が明け残暑が残るどころか暑さ真っ盛りの9月上旬、次のステージはないが関西の精鋭たちが集う関西大会。GLの二試合は難なく突破、決勝ラウンドの一試合目も相手キーパーに阻まれまくる(というか正面に打ちまくる)がなんとか二点先取してクリーンシートのまま勝利。
準決勝は前半ビッグチャンスも相手キーパーのファインセーブで得点奪えず、後半もスコアレスのままPK戦で負けベスト4敗退同立3位。

<全日本U-12サッカー選手権大会 兵庫県大会>
11/18,19の二日間はU15のPOがあったため参戦できなかったので23日のみ。
準決勝の相手はセンアーノ神戸。神戸のサッカーをリスペクトし引いてはPK狙いの相手、対して神戸は元からチャレンジチャレンジするチームではないがいつもよりも臆病になって前に行けない、ボールを取られたくないというサッカーになってしまい相手の思惑通りPKになり敗北。小学生ながら耐えに耐え集中を切らさなかったセンアーノを褒めたい。三位決定戦は吹っ切れ6-1と大勝し銅メダル。年末の全国大会出場とはならず無念の兵庫県大会敗退、6年生はU-12での最後の公式戦となった。


一年間を通して勝てば決勝という場面で勝ちきれず、ブロンズコレクターとなってしまった。見ていて身長差に苦戦する試合が多かったが技術、戦術面では小学生とは思えない高さで、監督・コーチ陣のコーチングも的確であり勝利を求めながらも育成という観点を大切にしていることが感じ取れた。
6年生は来季から本家と伊丹に別れ、まずはU-13のヤマトタケルリーグを戦っていく。この悔しさを糧に大きく飛躍するのが楽しみです。


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