家計に例えてみると

はじめに書いておきます。素人の雑記です。

国税庁も洗脳にいまだ余念なく、国債発行を家計ローンに例えているのが悪質です:
https://www.nta.go.jp/taxes/kids/oyo/page14.htm

今回はどうせなら上記のネタを逆手にとってわかりやすく家計に例えてみようと思いました。

「日ノ本」家の家計事情(上記URLの値から転記)

1.収入の部: 計1,076万円
 1a. 給与: 707万/年
 1b. ローン(借金): 369万/年
2.支出の部: 計1,076万円
 2a. 家計費: 833万円/年
 2b. ローン返済: 243万/年
3.特記事項
 宅内に紙幣印刷機があり、刷ったものは問題なく流通・使用可。

家計に例えてもよいのですが、 3. を書かないのは犯罪レベルで間違っています。

さて、この家に住む人々は、家族内のやりとりにも逐一お金を使っています。例えば、お母さんは長男が作った野菜を買い取って食事を作り、家族はお母さんに昼食代を支払います。(実際そんなことしてたら殺伐すぎw)

このモデルで例えていくと、色々な説明が分かりやすくできそうに思いました。

例えば、風呂掃除など共同で使う施設に対する作業もあり、この作業をした人にも対価を支払っています(=公共サービスの例え)。これをどの財布から支払うべきかというと、家計全体で使えるお金からで、つまり 「2a.家計費」(=「1a.給与」+「1b.ローン(借金)」-「2b.ローン返済」)の中からまかないます。

「1a.給与」:
家族内の各自から一定割合で徴収したものです(=税収)。

「1b.ローン(借金)」:
誰から借りているかというと、これもまた、ほぼ、家族内の各自からです(=国債の購入者はほぼ国内)。
この時家族内の各自は「日ノ本家」名義の借用証を受け取って、代わりに現金を「日ノ本家」へ貸し出していることになります。
未来の自分へ貸しているような印象を受けますね。

「2a.家計費」:
家計運営に必要な費用です(=国家予算)。
紙幣印刷機がなければもちろん収入の範囲に抑える(将来の貯蓄含む)のが一般家庭のセオリーで、ただし費用の大きい住宅ローンなどは仕方なく活用しているというのが一般人の捉え方だと思います。

「2b.ローン返済」:
期限が来た借用書に対するローン返済(=国債償還)は、紙幣印刷機があるので刷って返すことが可能であり、心配する必要はありません(フツーに考えるとそうなるのですが、不思議なことにここが議論の争点になっています)。
返済分は家族各自の手元に入ってきます。利息分豊かになります。微々たるものですが。



長くなってきたので今回はこれぐらいで終わります。

(この例えでプライマリバランスなどを取り上げていきたいですが、どうも当方記事をうまくまとめて書いていくのが遅く時間ばかりとられてなかなか進みません。執筆は向いていないようです。記事を書かれている皆さん凄いです。。。)


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