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面会交流支援と子どもの安否確認

(一社)びじっと・離婚と子ども問題支援センター代表理事の古市理奈と申します。普段は大法寺の副住職を務める身であります。

びじっとは、面会交流支援を行う民間のボランタリー団体になります。

東日本大震災から今日で10年。

御霊のご冥福を祈念申し上げます。合掌

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10年前はまだガラパゴス携帯の時代でした。

前日から宿泊の面会交流をされていた別居親さんに携帯から電話をしましたが、まったく繋がらずに焦りました。

ですが、メールは届いたんです! 

お子さんも元気にしているという連絡にホッと致しました。

同居親さんにもメール連絡でお子さんと別居親さんの無事を伝え、お互いの無事も喜び合いました。

その日は、利用者さんたちの安否確認対応で過ぎていきましたね。LINE(リリースされたのが2011年の6月23日)もない時でしたから、携帯メールが本当に命の綱です。

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面会交流が出来ていなければ。

面会交流支援が利用できていなかったならば。

別居親さんは我が子の安否確認すら出来なくなるのだと痛感した出来事でした。

愛別離苦

愛するものと別離する苦しみ。

王様は「愛が苦しみを生む」という話を聞いても、いまいち理解に苦しんだ後、横にいた王妃に聞いて
見ました。

「愛が苦しみを生むのだそうだ」

王妃は王様に対して次のように答えます。

「王様。あなたは私との間の子供は愛していますか?そしてこの国の民は愛していますか?」

王様は答えます「愛しているとも」

王妃は続いて「では私のことは愛していますか?」と聞きました。

「もちろん」と答える王様に王妃は「では私と別れることになったら悲しいですか?」と

王様は「悲しいに決まっている。そしてそなたとの別れは大いなる苦しみだ」と

王妃は「でも私たちは、いつかは死にお別れをすることになります。愛する者との別れはどんなもので
も苦しいことではないですか。」

この話をした王様は「愛が苦しみを生む」ことを理解し、愛する者との出会い、そしてその者を愛する
気持ちが強ければ強いほど別れが苦しいものであると理解されました。

(中阿含経第87経「愛生経」)

いまはガラパゴス携帯からスマートフォンに進化しました。

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スマートフォンのお陰で、オンラインが生活の中で当たり前となり、さらには昨年からの新型コロナウイルスの流行によって、テレビ電話が欠かせなくなっています。

面会交流の仕方も直接交流プラスアルファのオンライン交流が当たり前になれば、良いですね。

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