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びじっと面会交流支援コラム

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面会交流支援にまつわるコラムを書き始めました。
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#別居

子どもの手続代理人による合意形成支援

(一社)びじっと・離婚と子ども問題支援センター代表理事の古市理奈と申します。普段は大法寺の副住職を務める身であります。 びじっとは、面会交流支援を行う民間のボランタリー団体になります。 表題にあります、子どもの手続代理人とは、平成25(2013)年から始まった制度です。 どのような制度かといいますと、調停又は審判において、子どもの代理人となる弁護士が裁判官により選任されることがあり、この、子どものための代理人を「子どもの手続代理人」と呼ばれます。 以下、厚生労働省の研

共同親権制度とDVと面会交流支援

(一社)びじっと・離婚と子ども問題支援センター代表理事の古市理奈と申します。普段は大法寺の副住職を務める身であります。 びじっとは、面会交流支援を行う民間のボランタリー団体になります。 さてさて。いま、日本の親権制度を単独親権制度から共同親権制度へ移行させようという動きがでています。 単独親権制度から共同親権制度に移行されたとして、面会交流支援団体は対応できるのだろうか? そんな不安があったり致します。 厚生労働省の最新の全国ひとり親世帯調査報告書は、平成28(20