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【イベントレポート】意志を持って流されることも大切。【25卒の先輩に聞く!理念就活ストーリー vol.1】

こんにちは!visionsインターン生のななこです☺
今回は、この春スタートした、26卒対象イベント【25卒の先輩に聞く!理念就活ストーリー】第1弾の様子をお届けします。

「理念就活ストーリー」とは:
visionsで理念就活を実現した25卒の先輩の就活エピソードを聴きながら、人生観・就活観を磨くオンラインイベント。
いろいろな人に、いろいろな助言をもらうけど、就職活動に一つの正解はない。どのようにして漠然とした不安感を抜け出し、納得のいく意思決定を行ったのか。理念就活を終えた25卒の先輩2人にお話しいただきました。


はじめに:イベント開催への想い

 「働くって大変そう、就活ってしんどそう、ずっと大学生でいたいのに。」

大学2年生の私は、共働きの両親や大学の先輩の姿を見て、こんなふうに感じていました。その後、ビジョンをもって働くキラキラした社会人に出逢い、お話をする中で「働くって楽しいのかも」と思えた一方、先の見えない就職活動への不安が消えたわけではありませんでした。

振り返ると、当時の自分が知りたかったのは「もうすでに働いている社会人」だけでなく、社会人の一歩手前、「自分の理念に基づいて納得のいく意思決定をした先輩」の話だったのでは、と気づきました。そして、これから就職活動を始める方にとっても、身近なモデルになるのではないかと思います。

自分とまったく同じ考えの人はいなくても、たくさんの先輩の話を聞いたら、それをヒントに「自分らしい意思決定」の道を見つけやすくなるはず。そんな想いで企画したのがこのイベント、「25卒の先輩に聞く!理念就活ストーリー」です。

25卒先輩の理念就活ストーリー


ここからは、vol.1の様子をご紹介します。

今回登壇してくれた25卒の先輩たち

▶就活の全体像:モチベーショングラフから見てみよう

ーー大学3年生の夏の期間に、モチベーションが下がっていますね。

F先輩) 
 周りの人はサマーインターンに参加していたのですが、自分の中では腑に落ちていなくて。企業と自分の興味とがつながっていないのに、「みんなが行っているから」とか、「とりあえず〇社行こう」みたいな目標設定だけで、サマーインターンに向き合うことに、違和感があったんです。でも、波に乗りそびれた感覚があって、落ち込んでいました。

F先輩のモチベーショングラフ(大学2年冬~大学3年3月)

ーーどのように乗り越えたのですか?

F先輩)
 9月に参加したvisions CAMPというイベントがきっかけです。そこでは、学生も、先輩社員の人たちもフラットに話せる機会があったんです。それまでの就職活動では、「人事」と「学生」の隔たりがあって、どこか私自身もかっこよく見せたいという気持ちがあったかもしれないんですけど、フラットに自分の話を聞いてもらえたことで、自分の、経験とか個性みたいなのを生かしたいという想いに気づきました。自分の人生においても、就活においても、大切にしたいことに出逢えた気がします。

▼visions CAMPについてはこちらの記事でご紹介しています!
1泊2日、焚き火を囲んで学生と社会人が語り合う。visions camp@軽井沢を開催しました


▶ターニングポイント:就活観や人生観に影響を与えたことは?

ーー理系の学部生で就活。6月にどんなターニングポイントがあったのでしょうか?

S先輩)
 6月に「FUEKi」という学生のコミュニティと出会ったことですね。この時、大学の友達は、院進する子が多かったので、就活を頑張れる仲間が周りにいない心細さがありました。FUEKiを通して、就活を頑張ろうとしてる学生さんや、就活に関係なく、志を高く持っている学生さんとたくさん出会えました。私も、やりたいことはやりたいって素直に言おうとか、自分の決めた道を進んでいこうっていうふうに覚悟が決まった時期でした。


▶就職活動を通して大切にしていたことは?

S先輩)
 「勝手にフィルターをかけないこと」を大切にしていました。「興味ないな」とか「この会社、よく知らないな」とかじゃなくて、一旦縁があった会社には行ってみる、情報を聞いてみることを大事にしてました。実際、もともと好きな音楽とは全然関係ない会社のインターンとかにちょっと興味本位で参加してみたら、 意外とそっちの方が楽しかったみたいな経験もありました。


F先輩)
 フッ軽になることを大切にしていました。その企業のことを知って初めて、その中から選べるなっていう感覚があったので、 知らずに選ぶのは無理だなと思って。とにかく、一旦行ってみることを意識していました。とにかく知って、知った上で「合わないな」と思ったら、その業界の優先順位は下げる、みたいなことはしていたけれど、そのときめちゃめちゃ興味があるわけではなくても、社会勉強だと思って参加していました。


Q&A あんなこともこんなことも!


ーS先輩
 先を見据えて、全体の予定のバランスを見て予定を組んでいました。私の場合は、趣味で吹奏楽をガチでやっていて、 その本番が10〜11月に多かったんですね。だから、それを見据えた上で、夏は「ちょっと頑張っておこう」みたいな感じで就活の予定を多めにして、秋になって吹奏楽が忙しくなってきた頃はちょっとセーブしていました。
 とはいえ、何もしないのはかえって不安だったので、インターンとかには参加しないけれど、夜、寝る前のちょっとした時間で自己分析を頑張ってみるとか、移動中に企業のホームページを見るとか、そういった工夫はしていました。

ーF先輩
 正直、ありました。でもそれが私の場合はいい刺激でした。
 「ここ面白そう」って思う企業にたくさん出会えた。結果として、後から、「このイベントには、こういう目的で行ってみよう」と考えて就活を進めるようになっていきました。
自分にとってどんな就活の進め方が楽で、納得感があるのかは、タイミング次第で変わるのかなって思います。ずっと流されっぱなしは多分ずっとモヤモヤし続けるかもしれませんが、意志を持って流されるなら、それは全然あり。大切だと思います


ーS先輩
 就活の序盤、私は逆求人型のサイトに登録していました
 そうすると、私が全く知らない、興味もなかったような業界の会社からも、インターンや説明会のオファーが届くことがあるんですね。その中から、全部ではなくても、適度に参加してみると、意外に楽しくて一気に視野が広がって。自分の興味の範囲外のことも、見てみると新しい発見がたくさんあって、モチベーションの向上につながった気がします。


参加者の感想


理念就活イベントvol.1では、25卒~27卒まで、25名の方にご参加いただきました。参加してくれた方の感想を一部ご紹介いたします。

📌普通の就活イベントと違って、軸が自分の中にある感じがして、そういう就活ができるのが素敵だなって思いました!実際の先輩の話を聞けたのでよかったです!(Iさん)

📌これから就活を進めていくにあたって、どういう風に動いていけばいいかを考えるきっかけになりました。就活がなんとなくの感覚だったのが、やる気になりました。(Gさん)

📌自分も知らない業界とのご縁もあるという発想はなかった。(Tさん)

📌就活で大変なことがあってモチベが下がっても、自分と向き合うことを辞めずに頑張りたいと思えました。就活中の気持ちの変化や大事にしていたことを聞く機会が今までなかったので、とてもありがたかったです。(Sさん)

vol.1を終えて、主催の想い💭

 5月。大学のお知らせやSNS上で、急に就活に関する情報が溢れかえり、なんだか焦ってしまう時期ですよね。私たちは、納得のいく意思決定のためには、「何が自分にとっての“納得”なのか」を決めるための「軸」が必要だと考えています
 ただ、その軸を、一人で0から考えることは難しい。
 だからこそ、このイベントを通じて出会った先輩の理念就活ストーリーをひとつのサンプルとして、皆さん自身が何を大切に就職活動を進めていきたいのかを考えるきっかけになれば嬉しいです👍

次回は、5月30日(木)にvol.2を開催予定!


 ⇩こちらから、皆さんのご参加をお待ちしています(*^^*)⇩
 https://forms.gle/j9aXhWAEcCGXVPCD8 


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