見出し画像

【2021/8/7】今日からさかのぼってVR記事ピックアップ

こんばんは。VRで未来を作ると決めた、かきもと@隼です❗

画像1

気になる記事を見つけて感想と共にシェアしています。

昨日はVR関係の記事がありませんでした。
一昨日は検索しなくてもふたつ記事がを見つけることができましたが、今回検索してみた感じでは、いつもはそれほど記事は無さそうですね。
今後はVR関係の記事は増えてくると思いますので、

ふたつ目の記事はこちらの6/29の記事です。

KDDI、「Nコン」に向けた練習教材を「音のVR」で配信

 KDDIと東京混声合唱団は、2021年NHK全国学校音楽コンクール(以下、Nコン2021)の課題曲を収録したデジタル教材コンテンツを「新音楽視聴体験 音のVR」アプリで公開した。

 昨年新型コロナウイルスで中止となった「Nコン」が2年ぶりに開催されるにあたり、今回学生がひとりでも自宅でもスマホで練習ができる合唱教材が作成された。

 KDDI総合研究所の独自の技術「音のVR」は、スマホやタブレットで専用アプリを使い、演奏中の好きなパートを画面上で拡大すると、映像と同時に、その歌声や楽器の音色にも近づいて視聴することができるというもの。

VRには映像のVRと音声のVRがあります。最近は音声のVRも盛り上がってきています。

映像のVRでは見た方向の映像が見えると言うものですが、音声のVRが向いた方向によって音声が聞こえてくる方向も変わってくると言うものです。

AirPods Proが対応している「空間オーディオ」と言う機能も音のVRにあたるものだと思います。AirPods Proが搭載している加速度センサーとジャイロの情報で計算して実現しています。

では、この「2021年NHK全国学校音楽コンクール(以下、Nコン2021)の課題曲を収録したデジタル教材コンテンツ」では何ができるのでしょうか。

ステージ全体の映像を見れば、合唱曲の渾然一体となったハーモニーを聴くことができ、それぞれのパートをズームアップすれば、合唱全体を聴きながらそのパートの歌声に近づいて聴くことができる。合唱している舞台上を自由に移動しながら、それぞれの歌声に耳を傾けるような感覚を体験できるのだ。

つまり、プロ合唱団が歌う旋律を聴きながら合唱練習することができるのである。

全体を聞きたければ、全体が映るように映像を表示させて、自分のパートの歌声だけ聴きたければ、聴きたいパートの人だけ表示させるといった感じです。リモートでの練習にはちょうどいい機能ではないでしょうか。

実際にはどうやって実現しているのでしょうか。

画像4

「音のVR」の収録は、周囲360度の音をすべて録音できるマイクと、周囲360度の映像をすべて収録するVRカメラで行う。マイクとカメラをスタンドで一体化した機材をステージの中央にセットし、それを取り囲むようにして歌うのである。

この画像の下の球体がPro用360度カメラinsta360ProかPro2で、上の球体が360度マイクです。ググってみると詳しい情報がありました。

 マイクはZYLIAのZM-1で、19個のマイクを搭載した360度マイクと呼ばれるものです。通常はこれで録音してアンビソニックスに変換することが多いのですが、アンビソニックスは音場を360度回すことは得意ですが、音源に近寄ると言ったことはできません。
 カメラはInsta360 Proシリーズを使っていますが、こちらは球体の側面に6つの魚眼レンズが付いていて、全周を水平7680×垂直3840の8K画素数で出力できます。いわゆる8Kテレビの画面をくるっとまるめたような状態に近いのです。撮影時にはカメラとマイクを中心に置いて、合唱団の皆さんにそれを囲むように並んでもらいました。

記事の中にはinsta360Proと書かれていますが、Pro2を使われていますね。(僕の持っているProにはアンテナはないですし、カメラ上部にネジ穴はありませんので、マイクをマウントできません。)

高画質(8K)の360度映像と高音質(48kHz/24ビットリニアPCM)の360度音声を組み合わせて、映像と音声を同期させてこのコンテンツを作られています。
技術的になかなか面白い試みですね。音楽の見せ方、聴かせ方の新しい形として、オンライン公演の価値を高めることが期待できそうです。

単純な映像だけのVRよりも音声のVRも組み合わせることが今後のトレンドになりそうですね。
僕もいいマイクを探して、音のVR勉強します。

ふたつ目の記事はこちらの6/17の記事です。

Oculus、ヘッドセット内のVR広告テストを開始

 Facebook Reality Labsは、ヘッドセットOculus内において、VR広告の小規模テストを開始した。近日中にResolution Gamesの「Blaston」のほか、いくつかのタイトル上で今後数週間に渡って広告のテストを開始する。

 VRの開発者が収益を得るための新しい方法として、テストを開始するもの。今後は、開発者やコミュニティのフィードバックを参考に、幅広く広告を開始するタイミングや、広告に興味のある企業や開発者向けに詳細を提供する予定。

僕も使っているVRヘッドセットのOculusでVRコンテンツ内に広告を表示するテストを開始すると言う記事です。VRコンテンツの開発者の収益を得るための新しい方法としてテストするとのことです。(以下原文)


収益性が高くなることでコンテンツの質も上がり、質が上がるとコンテンツを購入しようとする人も増え、そうなると広告を出そうという人も増える。相乗効果でVR業界が盛り上がっていく流れになっていくことでしょう。

画像2

コンテンツ内にこんな感じで広告が表示されます。

この記事は2009年のものですが、今までもゲーム内広告がありました。市場はどの程度の規模になっているのでしょうか。
以前は広告収入での無料ゲームも多くあったですが、最近はゲーム内課金による無料ゲームが主流になっています。広告はウザいという声にどう対応するかだと思います。

画像3

ちなみに西野亮廣さんの絵本「えんとつ町のプペル」では絵本の中の看板に好きな文字を入れてくれる権利を販売していました。この絵の中の「○○鍼灸院」や「○○證券」は購入者さんの名前が入っているのだと思います。

さらに映画「えんとつ町のプペル」でも同じ事をされていました。このクラウドファンディングも相当の出資を得て終わっています。
これも一種の広告だと思います。この作品が好きな自分による自分に向けた広告で、変な主張がないためウザがられないということはあると思います。
新しい形の広告になると思いますが、圧倒的なクオリティと人気を兼ね備えた作品じゃないと同じ事はできないでしょうね。

それでは今日はここまで。
みなさんも一緒にVRで未来を作りましょう❗

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?