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『「与える人」が成果を得る』/辻秀一

「与えること」の最大のメリットは、「与えること」によって自分自身のパフォーマンスが上がるということ。

「与える」とただ考えるだけで、心の状態が整い、ハイパフォーマンスが発揮される。

心の状態には、フローとノンフローの状態があって、フローは機嫌が良い状態、ノンフローは機嫌が悪い状態。フローなときにはパフォーマンスの質は上がるし、ノンフローなときにはパフォーマンスの質は下がる。

心の状態を整える脳の技を、ライフスキルと言う。ライフスキルには幾つかあるが、中でもハイレベルかつシンプルな方法が、「与えること」。

与え方のコツがある。相手からのリターンを期待するものは、リターンがなければ心の状態が不安定になり、パフォーマンスが落ちる。自己完結型の与える思考は、心を整え安定させる。

「与える」には、3つの原則がある。『感謝する』、『応援する』、『思いやる』。与える3原則で、『モチベーション』、『集中力』、『実行力』、『人間関係力』が高まる。

自分が唯一コントロールできるのは、自分の心の状態だけ。社会も市場も他人もコントロールはできないので、依存するのはリスクになるし、パフォーマンスも落ちる。与える思考を身につければ、最適で安定してパフォーマンスを実現できる。

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