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資本政策の統計「取締役、執行役員・CxOはどのようにストックオプションを付与されるのか」
このnoteは、令和6年税制大綱で発表された改正案の1である「税制適格ストックオプションの権利行使価額限度額の緩和」に関連して、スタートアップにおけるストックオプションの実態を調べて傾向について論じたものです。
先日のnote(以下)では、1人あたりの行使価額に着目して全体の傾向について論じています。
ストックオプションの権利行使価額限度額の改正について、税制大綱上において人材確保の観点で行う
資本政策の統計「ストックオプションの行使価額合計の相場感」
先日公開された令和6年税制大綱(リンク)で発表された改正点のなかには、スタートアップに大きく関わる論点も複数含まれていて話題になりました。
2023年は、税制適格ストックオプションの行使価額に関する通達(参考:ストックオプションに対する課税Q&A)や・信託型ストックオプションに関する国税庁の見解の発表などストックオプション関連が話題となった年でした。
税制大綱にもストックオプションに関する改正点
「令和の経営管理人」を募集しています
スタートアップの支援を行っている、シクミヤの山岡です。
これから経営管理領域で働きたい人や、SaaS組み合わせ型の経営管理業務についてもっと掘り下げたい人、経営管理の立場からスタートアップの支援を行いたいメンバーを募集しています。
応募はこちら(herpです)。まずはお話しましょう!
この募集がこのnoteのメインコンテンツなのですが、せっかくなので、経営管理業務についてシクミヤがどう考えて
ネットの記事で振り返る信託型ストックオプションの興亡
こんにちは。スタートアップ支援を行うシクミヤを経営している山岡です。
これまで解説記事などを多く投稿していましたが、たまには日記的な投稿もしたいと思います。
2014年からスタートアップの世界で働いているのですが、当時から2023年までの期間は「信託型ストックオプション」というスキームのライフサイクルと重なります。
信託型ストックオプションが提唱されて、注目をあつめ、本格的な活用事例が増えたと
資本政策の感想戦ショート版 | 株式会社インティメート・マージャー
株式会社インティメート・マージャーの資本政策の特徴を6つのポイントから解説します。
本記事では、資本政策データベース「shihon」に資本政策が収録されている企業を取り扱っています。各特徴に関連する資本取引へのリンクを掲載していますので、サービス利用者の方はshihonと合わせてご利用ください。このnoteはshihonユーザーの方々に対して、登録されたメールアドレスに配信しております。
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36歳の振り返りと今後1年の目標
こんにちは。シクミヤの山岡です。
先日の2023年4月3日に37歳になりました。年齢を重ねるごとに忙しさを言い訳に何かをしないことに慣れてしまっている自分がいるため、まとまった期間内の自分の行動を振り返る機会は意図しなければ作れそうにありません。
誕生日を契機に、36歳の1年間に取り組んだことと、37歳に取り組みたいことについてnoteを書きます。
36歳:チームメンバーの入れ替えがあった1
「その問にはそのまま答えてはいけない」課題解決を通じた制度・環境のデザイン方法
まだ成長過程にある会社内で経営管理業務を担っている人は、自分が担当している経理・労務・総務などの領域に関する作業の他、社内制度や環境の整備を継続的に行っている。
整備する内容は、例えば社内制度を立案する・業務フローを整備する・オフィスに機材を充足させる・ドキュメントのためのツールを導入するなど、規模感も種類も多岐にわたる。
実務を思い起こすと、社内制度や環境の整備は、何か別のトピックを解決する過
経営管理からはじめる経営支援とは①「経営支援の抽象論」+3年半の振り返り
こんにちは。シクミヤ代表の山岡です。2019年1月30日にシクミヤという会社を創業してから、2022年7月30日で3年半が経過しました。
まずは設立以降、信頼して仕事を依頼いただいたクライアントの方々、協力いただいた専門家の方々、一緒に頑張った社員・インターン・アルバイトの方々には改めて御礼申し上げます。
振り返るとそれなりの期間を活動してきたのですが、自分たちが何をやっているか・今後何をやり
資本政策の感想戦「株式会社グッドパッチ」
上場を目指すスタートアップはどのようにして資本政策を検討すれば良いのだろうか。資本政策の大切さを解く意見は数多くあれど、具体的に検討する段階で参考にするべき他社例にたどり着くことは困難だ。
この点、新規株式公開(IPO)を行なった企業を対象とすれば、新規株式公開に伴い作成した「新規上場申請のための有価証券報告書(以下「Ⅰの部」という)」に資本取引の情報が掲載されているため、その企業が上場まで
FUNDING FACTBOOK「LiLz株式会社」
「FUNDING FACTBOOK」では、資金調達ニュースの対象となった非上場企業の調達情報を、登記簿謄本を確認し、その調達内容を詳細にスキームまで解説する。
この記事では、2021年02月09日に資金調達を発表した「LiLz株式会社」の資金調達内容について取り扱う。
1. LiLz株式会社についてLiLz株式会社は、2017年7月28日に設立されたIoTサービスを複数展開する企業だ。アナログ
FUNDING FACTBOOK「エール株式会社」
「FUNDING FACTBOOK」では、資金調達ニュースの対象となった非上場企業の調達情報を、登記簿謄本を確認し、その調達内容を詳細にスキームまで解説する。
この記事では、2021年01月25日に資金調達を発表した「エール株式会社」の資金調達内容について取り扱う。
1. エール株式会社についてエール株式会社は2013年6月4日に設立された会社で、オンライン1on1サービス「YeLL」を提供して