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「人生は選択だ」
 
何を「選ぶか」で人生が変わる。
 
選択理論心理学創始者、精神科医の
ウィリアム・グラッサー博士の一連の著作を
読んで、余計にそうだと思う。
 
何を選ぶかで
大きく人生が変わってくる。
 
 
それはわかっているのだが、
 
昔の自分は、
 
どう選んだらいいのか
わからなかった。
 

自分が何事かをする時、どちらの方向に
行こうかと迷った時がよくあった。
  
 
子供の頃は、
 
よく物事をウジウジと迷い、なかなか
ひとつのことを決めることができず、
時間がかかった。
 
30代くらいまでの自分は、
行き当たりばったりも
いいところで、
 
思いつきや、その時の欲や感情のみで
行動していた。
 
 
そんな風な生き方は
ムダやロスタイムが多かった。
 
 
しかし、
 
あまり迷わなくていいようになってきた。
 
それは、
試行錯誤し頭をぶつけながら、
 
少しずつ
自分の中の選択の基準を
持てるようになってきたからだ。
 
 
そう、
 
むかしの私には【判断の基準】が必要だったのだ。
 
 
今の私の選択の基準はいくつかある。
 
(1)過去→未来を選べ!  
  ……過去よりも未来や可能性を選ぶ
 
 
(2)問題→機会に焦点を! 
  ……今困っていることよりも、
   これからのチャンスを選ぶ
 
 
(3)切迫→意味・価値を! 
  ……差し迫っていることよりも、
  本質・本当に大事なことを選ぶ
  
  
(4)横並び→独自に方向を!
  ……誰でもがやっていることよりも、
  自分でしかできないことを選ぶ
 
 
(5)無難・容易→変革を! 
 ……簡単なことよりも、
  自分にとって変革(イノベーション)を
  もたらすことを選ぶ

 
 
経済学者ドラッカー博士の言葉から
抜粋した言葉を、
 
さらに自分流にシンプルにした。
 
 
 
「そうだ!」
わたしの心の中にピタッときた。
 
 

また、
何かをするかしないか迷った時は、 

「積極か?消極か?」を考える。
 

つまり、それをすることは、
あるいはしないことが
 
「後悔するか?、後悔しないか?」を考え、
 
できるかぎり
「後悔しないことを選ぶ」
 

何か行動しようとしたときに
「やるか」「やらないか」を迷った時は
 
「やる」ほうを選ぶ。
 
 
他に、こんなこともある。
 
 
私がヨガ・インストラクターだったときの
藤本憲幸師は講義の中で、
 
参加者から
 
「結婚する時、
 どのような人を伴侶にしたらいいでしょうか?
 その基準は?」
 
 
という質問に即座に、こう答えた。

わたしには非常に興味のある
質問だったので耳をすませた。
 
 
 
「お互いの世界が広がるか?否か?」を
 
基準に考えたらいいと。
 
 
なるほどと思った。
 
 
 
わたしの場合、
多くの迷いは、ほとんど答えは自分の中に
持っているのだが、
 
いろいろリスクを考えてしまうと迷う
ことが多かった。
 
 
リスクはあるかも知れないが、
 
 
よく考えたら
「生きてること自体がリスクだらけ」だ。
 
そして、
 
自分が選んだことには自分が責任を持とうと
腹をくくった。
 
それに、
 
いつからだって、やりなおしはできる。
 
そう考えると非常にラクになった。
 
 
 
『選択』の基準があるとイイ。
 
 
人生のさまざまな場面で応用がきく。
 

大きくは
 
職業で迷った時や転職の時にも使える。
 
恋愛や人間関係で、つきあう人を選ぶ時にも
当てはまる。
 
 
ものを
「捨てるか」「残しておくか」にも使える。

現実的には、
 
上記の事柄で、その時の制約条件や
情的にスパッと割り切れないこともある。
 

しかし、
 
自分の中に物差しがあると、精神的にラクだと
実感している。
 
 
 
これからもこれらの基準をもとに、
人生を【選択】していこう!
 
  

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