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21年間の結論「私が【本当にやりたいこと】を見つけた秘密とは?」 その3

【本当にやりたいこと】を見つけるためには

先ずは徹底的に自分を知ろうと思った。

徹底的に自分と向かい合い
自分自身を知ることしか、その答えは見いだせない。

自分の人生なのだから。

自分探しではない。

自分は既にそこにあるのだ。

「自分が何を考えているのか」をつかむのだ。

自分との対話が必要だった。

そのために、わたしは10年ほどかけ、自分で
コンピュータに自分の考えを入力し、まとめていった。

自分自身の「人生の企画書」だ。

プリントアウトしてみると
A3の用紙で約100ページあった。


この時の体験が、
21年間続けている私のライフワークであるクライアントの方々の
【本当にやりたいこと】を見つけ、

その夢を本気で実現したい方のためだけの
個人セッション手法『VISION ART METHOD』
ビジョンアートメソッドⓇのベースになっている。


わたしは今までさまざまな失敗をしてきて
中途半端に生きてきたし、転職を繰り返していたから、

「これをやり遂げないと今後の自分の人生が切り開かれない!」と、

気持ちの上でせっぱ詰まっていたので、必死で作成した。


『本気』だ。


「何とかせんとこのまんまでは、これからの自分の人生はえらいことなる。良い人生やった。皆さんありがとうと言って死にたい」

そのためにはどういう人生を送ったらいいのかを
突き詰めて考えながら自分自身の人生企画書を作成しだした。

本当に面倒くさいし、
自分の嫌な面と直面しないといけないので、
自分としてはできることなら避けたい。

「こんな面倒くさいことをしなくても十分生きていけるし、
誰もこんな大変なことしていない。

別にやらなくてもいいじゃないか。
そこそこの人生は生きていけるじゃないか」と

自分で自分に言い訳をし、正当化しようとしていた。
何度も何度も挫折しかけた。

しかし

「俺はこのままではダメになる。
絶対に自分の人生をより良く変えてやる」という
意気込みを持ってやり続けた。

『自分』という人間のさまざまな構成要素を考え抜いた。

いままでの歴史、哲学、思想、性格等々。
自分に関することを、ありとあらゆる側面から、
これ以上考えられないというくらい徹底的に考え
コンピュータに打ち込んだ。

それは気が遠くなるほどの長い道のりだった。

来る日も来る日も、
この自分の人生企画書の作業が済むとグッタリした。

しかし、
精神的には不思議な充実感があった。

心理学や精神世界、哲学、思想など様々な書籍を参考にして考えた。

その中で、
人生を類型化やパターンに自分を当てはめる方法がある。

「あなたは○○○型、あるいは○○○タイプです。
だからこのような人生を歩んでいます。
そして将来このような人生に進まれるでしょう。」

というものが大半だった。

「当たってる当たってる。
そう言えば自分には、そういう所がある。
いや、そこはちょっと違うぞ」という調子だった。

とは言うものの、私には、しっくりこなかった。


その時に考えた。

「でも」

「俺って、そんなものなのかな?」

俺という人間、俺の人生は、そんな単純なもの?

自分の中には様々な面がある。
自分でも嫌な面、人に知られたくない面、
触れられたくない面、良い面、自慢したい面等々。

けっこう自分でも色んな面を持っているなと思う。

人間はそれぞれ多様で多面的な存在だ。

ひとりひとり個性があり、
考えてることも違うはずだ。

著者は自分と会ったこともない。
自分と会話したこともない。

自分のことは知りようがないし、
分かりようがないのではないか?

この人が言ってるから、
こういう理屈だからと、
自分はこういう人間だというように思うのは簡単だ。

でも、
私は、もう誰かに依存したり、
人のせいにする生き方は卒業しようと思っていた。

もっと
本質的かつトータルに自分を知ることが大事だと思った。

そこからまた試行錯誤が始まった。

そんな中、一番大事なことは

自分の価値観・人生観・自分の哲学だと気がついた。

簡単に言えば
わたしは「何を大切に生きているか?」

ここから自分にとっての人生の目的を考えるようになった。

これがないと自分の人生の方向性を
「どっちに向けて生きたらいいのか」わからない。

まさに人生の土台、基礎だ。

ここがしっかりしてないと目標を立てても、
何かあった時にグラツクのだ。

わたしにとって【本当にやりたいこと】というのは・・・

次回に続く





※一番最初→・21年間の結論
「私が【本当にやりたいこと】を見つけた秘密とは?」その1はコチラ

・21年間の結論
「私が【本当にやりたいこと】を見つけた秘密とは?」その2はコチラ


私の自己紹介です。
https://note.com/visionartist/n/n94e643438d73


モデル 原 克之 撮影 幸田涼

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