🍎Vision Pro 今週の話題:最新ベータ版が公開/後継モデルのコードネーム
こんにちは!
Apple Vision Proの話題をお届けしているVisionマガジンです。
今回の1週間ふりかえりは、以下の話題をご紹介します。
🔰最新ベータに初心者向け動画
Vision Proに搭載されるvisionOSの最新ベータ版(Beta 6)が、開発者向けにリリースされました。
その内部ファイルから、Vision Proの新規ユーザー向けに、セットアップ方法を解説する動画が見つかったと報じられています。
一つ目の動画(上記投稿)は、目と手を使った、Vision Proの操作方法を解説しています。
まずは、使いたいアプリのアイコンを見る。あとは指を合わせてタップすれば、Macでクリックしたときのようにアプリを起動できます。
一般的なヘッドセットはアイコンを選ぶためコントローラーを動かしますが、それが視線を向けるだけで済むわけです。
指による操作が、太ももの上などVision Proから離れた位置で可能であることも、改めて驚かされます。
二つ目の動画(上記投稿)は、ビデオ通話などで表示できる、リアルな「ペルソナ」の設定方法。
Vision Proを外して目の高さに掲げた状態で、「歯を見せて笑う」「眉を上げる」「目を閉じる」など表情を撮影します。50秒の動画を見る限り、ペルソナの設定も簡単な手順で短時間で終わりそう。
今月、2度目のVision Pro体験をしたブロガーのJohn Gruber氏は、6月のときと比べて、使い始める際の調整プロセスが大きく改善されていたと書いています。Appleが初期設定のしやすさに力を注いでいることがうかがえます。
⛰️後継モデルは「Project Alaska」
Vision Proの第2世代モデルの計画について、MacRumorsが独自に報じました。
Apple社内でのコードネームは「Project Alaska」。2025年に生産検証試験 (PVT)を予定。そのため、発売時期は2025年後半か2026年前半になるのではと書かれています。
現時点の計画では、本体デザインに一部変更があるほか、ヘッドバンドがシンプルな外観になるといいます。
記事はバンドの新デザインを「パソコンバッグやバックパックによく見られる、平らなストラップを思い起こさせる」と指摘していて、構造を合理化することで価格の抑制につながるだろうと書いています。
🔁空間ビデオの変換サービス登場
最新のiOSベータ版を導入することで、iPhone 15 Proで立体的な「空間ビデオ」の撮影が可能となっています。
しかし3Dでの鑑賞はVision Pro発売までおあずけ・・・と思いきや、空間ビデオをMeta Quest 3などで再生できる形式に変換するサービス・アプリが登場してきています。
いずれも現状、ベータ版やテスト版である点に要注意。そのためややマニアックな話題となりますが、人柱的に筆者が試したところ、ともに変換できました。
▼HaloclineのMV-HEVC to Stereo機能
▼Spatialify
筆者が撮影した空間ビデオを、Spatialifyで変換した動画のワンシーンが以下です。左右の画像を、両目の焦点をズラして重ね合わせると、人力でも立体視できますよ。
👀注目コンテンツ
▼Appleが11月に入り、米国でメディア向け体験会を開催。iPhone 15 Proで空間ビデオを撮影して、Vision Proで3D鑑賞できたとのこと。
日本語で読める、体験会のリポート記事・翻訳記事をご紹介します。
▼人気メッセージングアプリ「Telegram」が、Vision Proに対応予定。CEOのPavel Durov氏が予告動画を投稿しました。
立体的にアニメーションするステッカー、連絡先やチャットにアクセスできるサイドバーなどが確認できます。
👓Visionマガジンでは、今後もVision Proなどの情報を発信していきます。ぜひSNS(@NonojiV)やYouTubeをフォローいただけたら幸いです。
今回の一週間ふりかえり記事には動画版もあります(内容はほぼ同じです)
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