Apple Vision Pro、第2世代どうなる? 奇抜に思える特許も
まだ初代すら発売されていないのに、Vision Proは第2世代や低価格バージョンに関する報道も少なくありません。
初代は様子見という人もいるでしょうし、その後の進化は注目を集めそうです。
とはいえ第2世代について、分かっていることは多くはありません。Bloombergが「2025年まで登場しない」と伝えていますが、初代が2024年発売ですので、そうだよなあ・・・と。
そのほか搭載チップの高速化やデザイン見直し、ディスプレイのコスト削減、Macと繋いだときに複数のデスクトップ画面が表示可能になるなど、さまざまな観測が出ています。
ただ、ほかにもAppleらしい、驚くような改善が盛り込まれてほしいところ。
この記事ではAppleが取得した特許を見て、第2世代以降で実現するのかな、どうかな・・・と夢を膨らませたいと思います。第1世代でもOSアップデートや対応アクセサリ発売で実現できるかも。
いろいろな視力に対応する「液体レンズ」
Vision Proは眼鏡をかけては使えず、代わりに着脱式の矯正レンズをつけます。例えば家族に近視の人が複数いた場合、レンズは各人に合ったものを用意する必要があります。
そうした状況に役立つのでは?と期待を感じるのが、「液体レンズ」の特許(資料PDF)です。
レンズ内の液体量を変化させ、レンズの形を変えて屈折率を調整。近視や遠視など、異なる視力のユーザーに対応できると書かれています。
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暗い場所の視界をサポート
Vision Proには装着時にも、周りの風景をディスプレイに映して見られる「パススルー機能」がついていて、表示がとても自然だと言われています。
この特許(資料PDF)では暗い場所で、赤外線センサーや深度センサー、超音波センサーを駆使。見えにくい障害物を強調表示したり、物までの距離をグラフィック表示することが考えられると書かれています。
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健康状態をモニタリング
この特許(資料PDF)では、顔に近い部分にセンサーを配置して、ユーザーの表情や心拍数、脳活動などを測定。
例えば健康状態のモニタリングや、本体のフィット感の評価、グラフィックコンテンツの感情に合わせた変更などに役立てることが考えられるといいます。
本体を触って入力
Vision Proにはコントローラーがなく、高度なハンドトラッキング技術などでユーザーの操作を判別します。
そのため本体へのタッチ入力というと後退しているようにも感じますが・・・
例えば本体の定められた位置に触れて指をスライドさせると、左右レンズの間隔を調整できたり、音量や画面の明るさを調整できたりといった想定(資料PDF)。
目的によっては、そうした操作方法はユーザーにとって直感的かもしれないと指摘しています。小型ディスプレイを配置してタッチ可能にしたり、触感フィードバックを発生させることも考えられると言います。
ますますVision Proが便利になりそうなもの、なかなか奇抜に感じられるもの・・・
色々ありましたが、ぜひ私たちにワクワクするような進化を見せて欲しいと思います。
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