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プログラミング教育必修化。まずはビスケットをやってみよう!

ビスケットファシリテーターの利根川です。

プログラミングの外部講師やICT支援員として、小学校で授業のサポートさせて頂いております。

よく、

プログラミングは5、6年だけでいいよね?

という言葉を耳にします。

確か、新学習指導要領には

・6年理科 電気の利用
・5年算数 正多角形
・教科の中で取り組む前に、総合などの時間でプログラミングを体験しておくことが望ましい

と書かれていたと思います。

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なんと!令和2年度3月に『小学校プログラミング教育の手引第3版』が出ていたこと、ご存知でしたか?(コロナでそれどころでは無かった…😅)

お堅い文章が苦手な方は、とてもわかりやすい事例を。

イメージわきましたか?企業のサポートを受けて授業がやれる学校は限られていますよね!

それでも、いきなり5年生で『教科の理解を深める』ハードルが高いです。

私は

プログラミングは、かんたんでおもしろい

という"経験"があると、ちょっと難しそうな課題も面白がって取り組めるので、Hour of Codeビスケットに触れる時間をつくって下さるようご提案しています。

多角形や電気の利用では、ほぼ組むべきプログラムの中身は決まっています。それをただ写経させるのか、プログラミング的思考による工夫の余地をもたせることができるのか?

もちろん先生方の授業の組み立てにもよると思いますが、わたしは
『自分で考えてプログラミングをやってみたことがあるか?』
という子ども自身の経験も影響してくると思います。

一昨年から、ビスケットの外部講師として地元小学校で授業させて頂いております。昨年の年間計画の打ち合わせで

去年ビスケットを体験した子たちは、PowerPointを取り組ませても苦労しませんでした。今年(去年)の5年生にプログルの公倍数をやらせてみたら、質問の嵐で大変だったんです。ビスケットの『教えない』指導方法は、効果的なんだなと。

めちゃくちゃ嬉しいお言葉を頂戴しました。

ちなみに、その指導方法はみんなのコードの竹谷先生にもお墨付きを頂きました。

この資料の元になっているのが、合同会社デジタルポケットの『ビスケットファシリテーター講習』です。

この、指導方法は『ワークショップデザイナー育成プログラム』を修了されたデジタルポケットの面々がつくったと伺い、私もその門をくぐって参りました!

ワークショップデザイナーまでは、ハードルがかなり高いですが、ビスケットファシリテーター講習はオンラインになり、全国の方々も参加しやすくなったようです。(知り合いのICT支援員さんや学校の先生から「私も受けてきました」と伺って嬉しい限りです😊)

でも、月に1回くらいしか開催されていないし…

そうですよね。

わたしなりに、このnoteでビスケットで授業を行うポイントなどをたくさん記事にしてきました。

参考にしていただけると嬉しいです。

校内の先生方に研修されるような立場の方は、ファシリテーター講習がおすすめです。

Point1 秘密のコードとマニュアル

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授業でビスケットを扱おうとするとき、児童の作品があちこちに保存されては収拾がつきません。

そのために用意されているのが「学校でビスケット3」というパッケージ。
総務省の事業で、デジタルポケットさんと先生方が共同開発されたコンテンツです。

秘密のコードで、クラスの子の作品を一か所に。

2021年3月末までは、なんと無料で!利用できます。
今がチャンス!!!

2021年4月からは、もっと強力なパッケージで「きょうしつでビスケット」というサービスを開始するそうです。楽しみですねー。

Point2 まずは水族館から

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ビスケットといったら、チームラボみたいな水族館でしょ?という方もおおいのではないでしょうか?

でもね、ビスケットの方が先なんだそうです。

しかも、チームラボの場合は、あくまで「絵を描く」まででAIが勝手にうごかしてくれちゃいますが、ビスケットは「絵を描いて自由に動かす」まで子どもが簡単に取り組めるんです。

授業の中で取り組む際に、2年生国語の「スイミー」の情景描写としてあつかわれている先生も多いそうです。

もちろん高学年がやっても楽しい(^^♪

こちらの速報には、Yahoo!きっずで紹介されているビスケットのコンテンツについても紹介しておりますので、「水族館のソノ先」を知りたい方はご覧ください。

Point3 FLASHのサポートが終了したら?

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実はこのビスケットのアプリはAdobe Flash Playerのシステムを使用して開発されています。

そのFlashも2020年12月でサポートが終了されます。

そのあと、新しいサービスがはじまるまで

2021年1~3月まで、ビスケットどうしたらいいの?

こんなご質問をたくさんいただいておりますので、以下の通りまとめてみました。

新ビスケット × 学校でビスケット3 のコラボです!!

今までのサービスと新しいアプリの融合♡
すごいですよね✨

それこそ、新しいサービスと新しいビスケットがはじまったら、どんなサプライズが待っているのか、わくわくしますね!

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新しいビスケット、早く使ってみたい?

私が管理人を務めております、かんがえるオンライン自習室では、
「未来を支えるICTを日常に」
をテーマに、教育ICTについて全国の先生やICT支援員さんたちといろいろと取り組んでおります。

12月には、新しいビスケットを使った、クリスマスコンテンツなんかも企画したいと思いますので、ぜひフォローよろしくお願いします。


↓ 既に開催したテーマなども、参考に ↓


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