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あるメーカーのノートPCを修理に出した話(中編)Appleの思い出

パーツが届く8/17まで、なにもできることはないので、昔の履歴を引っ張り出してきた。僕はずっとMacBook(それこそPowerBook時代から)を使い続けてきたので、Appleの修理体制が基準になっている。そのため現在修理から戻ってこないノートPCに苛立っているのかもしれない。

PowerBook 2400c(懐)を使用していた頃の話。初期ロットには放熱の問題があった。そのため、トラックパッドはさわれないくらい熱くなってしまい、色々と問題を引き起こしていた。
当時僕はホームページ(懐)をやっており、その問題を取り上げたりしてた。その頃Appleはクイックガレージをどこだっけ、どこかのメーカーに委託しており、対面で修理を受けることができた。目の前で技術の人が、修理してくれるサービスだった。
今のように、Appleの診断ソフト?に接続して問題が出ないと修理できない、とかではなく、バンバンユニットを交換してくれた、おおらかな時代だった。当時は故障しても、(僕は運良く会社のそばにクイックガレージがあったので)持ち込めばその場で直る、という安心感があった。ちなみにそのクイックガレージは今は宅配ピザの店になっている。

時は流れて、僕はMacBook Proを使い続けており、悪名高い新キーボードにあたった。結局5回買い替え、修理をすることになり、毎日号泣したのだが、現在の修理体制はというと…
Apple Storeに持ち込むか、オンラインで話をして、引き取ってもらう、大きく分けてこの2つ。
最後に修理に出したときの記録が残っていたので、書き出してみる。

以下、当時の原文ママ。

2/22 11:35 Apple Store京都を予約。
実際対応が始まったのは12:10。かなりイライラする。
キートップを変えると言い出す。無駄だよそんなこと。と思ったが、向こうもマニュアルに沿ってるだけなので我慢する。
キートップなんてテレカ一つで秒で外れるのに、ここでまた10分ほど待たされる。
案の定直らない。
送付先の住所をただただ使いにくいiPadのキーボードで入力させられる。うんざりする。
データが消えるかもしれない、OSのバージョンなどいろいろ聞かれるが、すべての質問に対して「5回目なのでわかってます」「5回目なので大丈夫です」といらだちを隠さない態度をとってしまったことは猛省中。

Apple Storeに預けたMBPは、翌日には修理センターに到着して検査されている。

同日、出荷された。結局、金曜日に持ち込んで日曜日には手元に戻ってきた。5回も同じ部分が壊れたのでそれについては色々言いたいことはあるが、この迅速なサービスは本当に素晴らしいと思う。
この体制があるからAppleを選ぶ、というのは全然あり。

現在修理を待っているメーカーから見積もり書が届くまでの間で、Appleならもう修理終わって戻ってきているのだった。
もちろんパーツの在庫の問題は別問題だが、パーツの在庫の有無は実際にPCが修理センターに届いてからわかることで、見積書発行とはなんの関係もなかろう。

続く

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