君は睡眠時無呼吸症候群を、CPAPを知っているか(その2)

GWがあけ、CPAPを受け取る日が来ました。詳しい説明忘れてしまったんですけど、重症なので保険の負担が一番効く。月に一度の通院で込み込み、毎月4000円くらいで使い続けられます、とのこと。ぶっちゃけイタいです。Netflixとhulu足してもまだ足りない出費です。それに毎月行くのもめんどい。一発CPAP自体を買うか、と思っても医療機器なので家電量販店には売ってないし数十万するらしいんですよ。付属品壊れても無償で交換してくれるっていうし、いや、それ以前に選択の余地がないので、素直にCPAP持って帰りました。

フットプリントはこんな感じです。結構小さいです。

右のダイヤルでカーソル代わり、押し込むと決定ボタンです。真ん中の黒い部分が液晶になってて、情報や設定が表示されます。

軽いです。ただ、これにACアダプタ、ホース、マスクを合わせるとそこそこ大荷物です。

毎日これ顔につけて寝るんですよ。辛いですよ。

設定はロックされてまして、自分では空気圧などの変更はできません。毎月の診察のときに本体に刺さってるSDカードを持っていくんですが、そこでAHIの値や空気圧を確認して、設定を変更してもらいます。

僕の場合は出だしは比較的好調でした。ただ、圧をもっとあげた方がいい、という判断で圧を少しアップ。それでもまだAHIを常時1桁にするには足りないのでさらにあげてもらったのですが、そうすると今度は圧が強くて眠れなくなってしまい、寝てる間に外してしまうことが増えました。これでは本末転倒なので、また圧を下げてもらって、装着する時間を増やす方向で使ってます。

ちなみに僕が使ってるのはPHILIPSのマシン。病院では特に教えてもらってないですが、スマホ用のアプリが出てるんですよ。もちろん設定は変えられないですけど、どのくらいの時間稼働してAHIがどのくらいか、というのは確認できます。

初期設定の頃。毎日結構長い時間つけることが出来ていた。まだ高いとはいえ40超えていたAHIが10代に下がっている。

こんなレポート機能もあって、毎日どのくらいの時間装着できてたか、AHIがどのくらい下がっているかを確認できる。ちな、本体とiPhoneはBluetoothで接続。

出張にも持ち歩いてるので結構たいへんですが、使ってるときと使ってないときでは日中の疲れや眠気が全く違います。ずっと最近疲れやすいな、いつも眠いなって思ってたんですが、そういうものなんだろう、みんなそうなんだろうって思い込んでました。でも実際に睡眠がきちんと取れてなかった、ということがわかって、対症療法的とはいえCPAPを使うことで睡眠の質が向上すると以前がよくない状態だったのだなあと実感できましたね。

もしこれを読んで、自分もあてはまるかも…と思った方は絶対に病院に行ったほうがいいですよ!原因としては首周りの脂肪や舌の肥大、加齢による筋力低下などがあげられるそうです。太っていて首が短い(そう見える)人はイビキがうるさかったり、睡眠時無呼吸症候群になりやすいそうです。新幹線でガーガーいって寝てる人、大体歳や背格好、共通してること多いですもんね。

以上、CPAPおじさんのレポートでした。

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