はじめまして。自己紹介
こんにちは!
この記事を読んでくれてありがとうございます!
私という人間を知ってもらうために、今回は私がどうやって生きてきたかを綴っていこうと思います。
私の記事を読む前にこれを読んでいただけたらより各記事の理解が深まるかと思います!
自己紹介
嘉永1年、私の母が闘鶏に目覚め、それに出場するため一つの無精卵を産み落としたことから全ては始まります。
その卵は黒々と光っており、産み落とされた瞬間にこの世に夜が生まれたとされています。
母はその卵を大層気味悪がり近所のイオンモールの駐車場に遺棄したのですが、それを野良犬が8日間温め続けた結果私が生まれました。
生まれた瞬間の私は掌に血の塊を握り込んでおり、天と地を指し示してこう言ったそうです。
「猫派の奴の家、ずっとこたつ出してる」
この世にあるあるが生まれた瞬間だったそうです。
そこからはその野良犬を父と慕い、宿敵赤カブトとの死闘に身を投じます。
これが後にかの有名な絵巻物『銀牙 流れ星銀』として語り継がれたのはご存知かと思います。
赤カブトを見事討ち取った後、父と離れ地方で一人暮らしを始めます。
一人暮らしと言っても一軒家の2階を間借りしていただけなのですがそこで運命の出会いをします。
いつものように2階の窓辺に座り、アコースティックギターを掻き鳴らしながら歌の代わりにシャボン玉を空に放っていた時のことです。
これもまたいつものように近所の小学生が私のことをエアガンで狩ろうとしてくるので、大きな声で威嚇をしていたところ、私の部屋のチャイムが鳴りました。
訝しみつつ、扉を少しだけ開けて外の様子を確認すると小さな小さなおばあちゃんが立っているではありませんか。
そのおばあちゃんをさっと掌で掬い上げて、私は思わず自身の肩に乗せました。
戸愚呂兄弟と同じです。
そのおばあちゃんを肩に乗せたまま、その正体を探ります。
おばあちゃんは私の耳元まで口を寄せ、小さく呟きます。
「民生委員です」
民生委員の仕事がよく分かっていない私はもちろん抵抗しました。
おばあちゃんを肩から振り落とし、山の方へ帰っていきます。
帰ろう、日本が一番輝いていたあの時代に帰ろう。
その思いのまま走り続けます。
辺りが暗くなったり明るくなったりを何度繰り返したでしょうか。
朝も夜も何もかもが一つになって、視界の端でだけそれらを捉えているような感覚。
走り疲れて座り込み、ふと目線を上げた時、私はそこに居たのです。
チチカカに。
今はもうチチカカもチャイハネもマライカも、何もかもが見分けがつきません。
以上が私の人生でした。
これを読んで分かる通り、noteの敵です。
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