墓標
ヘッダーの画像は僕の大好きな都条 みちる(とじょう みちる)ちゃん(ウェディングの姿)です。切り取った部分から下はだいぶ刺激が強いので、気になった方は周りに人がいない時に検索してください。
記事の内容とは関係ないです。
(何番煎じかわからないですが)こんばんは、緑汁(JILL MIDDLY)です。
自己最高偏差値回答+夜会自己最高順位+シーズン10折り返し回と色々記事を書く理由がありそうだったので、【第1050回】夜の茶屋の振り返り記事でもやりたいと思います。
真の理由は以下のとおりです。
①今までにないくらい頑張ったから見て!
②決勝3位突入したけど決勝で爆死したから戒めとして
③現時点で最大風速時の自分を保存しておく
④なんかいっぱい文字書きたい!
というわけで、お題順に私の回答を振り返っていきます。
各お題に対して
①お題画像
②回答に至った経緯(方針設計&パーツ集め&回答作成)
③最終回答&結果(コメント付き)
の構成になっております。
ただし、②の経緯については、実際に僕が辿ったルートを(簡略化はしてますが)そのまま書いてるだけなので、大喜利のメソッドみたいなのを纏めたものにはなっていないです。
要は、夜会に挑んだ時のことを書き殴ってるので結構長くなってます。緑汁ファンじゃないとちょっと読むのキツイかも。
もしかしたら、自身初の真面目な記事になるかもしれないです。
1巡目
お題
方針設計&パーツ集め&回答作成
とりあえずお題をみて「平安時代のボディビルの特徴を言う」or「平安時代のボディビルの掛け声(?)を答える」の2パターンに分かれると予想。
自分は平安時代もボディビルも詳しくないので「特徴」で攻めても浅い回答になると判断し、ゴリ押しが効きそうな「掛け声」を選択。
ボディビル部分は「〇〇かい」を選択。というか、これしか知らないので選択肢はない。
フォーマットは決まったので、あとは平安っぽいワードで面白くなるものを選んでいく作業。
「平城京」「平安京」辺りは恐らく被るだろうと判断して即座に切り捨て。
もう少しマイナーな建物を持ってくるという選択肢もあるが、「平城京」「平安京」を避けようとした上手さが出るだけで面白さには繋がらないだろうと予想して、具体的な建造物名のルートを断念。
とりあえず平安っぽいワードを改めて連想ゲーム開始。途中幾つも思い浮かびはしたが「藤原道長」に到達。
「長い道=デカい」の図式が頭の中で成立し、「道長よりも長いんかい」的な回答を上手いこと纏めてみようかと思案。
していたところ、藤原道長の有名な和歌「望月の歌」を思い出すことに成功。「望月=満月=間違いなくデカい」の図式から、ワードはほぼ確定。大喜利茶屋での1位回答の演出が満月であることにも思い至り、「月で月が見れたらかっこいいな」というスケベ心も少々。
『望月乗っけてんのかい』を一旦投稿したところ、もっと大胆に元のフレーズを使えると気づいて最終回答決定。
最終回答&結果
結果は19位。
少ない知識を絞り出した割には、独自性の強い回答ができた上に決勝ペースの得点も得られたのでとりあえずは満足。
過去の夜会では1巡目を当てるとその後がボロボロになることが多かったが、そこそこ当たりに収まったので程よく気が引き締まる。
2巡目
お題
方針設計&パーツ集め&回答作成
「消防活動に関係する内容」or「消防署としての在り方」or「大事なお仕事を冒涜するような内容」の3パターンを想定。ひとまず、全パターン残しながら回答を思索。
「活動内容」パターンで「自分で燃やす」系の回答は割と皆思いつきやすいと思ってとりあえず切り捨て。
まずは「活動内容」で回答を探ろうと、消防の関連ワードからヒントを探す。「消防車」「ホース」「棒(滑り棒)」「水」「赤」。
一旦、これらのワードから回答方針をいくつか策定。「ヤバい消防車」「ヤバい棒の下り方」「ヤバい水の使い方」あたりは何か回答が作れそうだと思ったが、味の濃い大雑把な回答しか思いつきそうにないので「活動内容」は断念。
続いて「在り方」で攻めて見る。こちらは関連ワードの連想は行わずに、回答方針をいくつか思案。「所属者の属性」「建物の作り」「署内での出来事」。
思いついたのは「家族経営」「木造建築」「隊員を起こすアラームがヤバい的な回答」。
(実際にそんなことはないだろうが)家族経営から想像されるちょっとした”緩さ”と消防活動という"シリアスさ"のギャップが面白さになると思い、一度『家族経営』で提出。
まだ時間が余っていたので、「大事なお仕事を冒涜するような内容」も探索。消防関連のワードに触れる必要がないので、幅広い回答が可能で宝が眠ってそう。
すぐに、前日の『何もかもが早い「爆速商店街」でありがちな事』のお題の反省で思いついた「競技として来る」が頭に浮かび、完全に弔い合戦モード。前段の「在り方⇨所属者の属性」方針に少し寄せる形で回答を整えて最終回答決定。
最終回答&結果
結果は4位と大健闘。
2位が同率で2名いたが、そこと1点差。
この時点で何となく今日は調子がいいかもしれないという感覚に。
3巡目
お題
方針設計&パーツ集め&回答作成
名詞をズバッと答える系の幅が広い+変なこと言ってる回答はどれも面白くなりそうなタイプのお題だと判断。ギリギリ系の回答は「お題から遠くなる要素」+「お題に近くなる要素」でギリギリ感を出す方針なのでまずは2要素を定義。
お題から遠くなる⇨干物にしてはいけない⇨大事な物(名詞)
お題に近くなる⇨干物にしていい⇨大事じゃなくなるような形容
フォーマットは決まったので、後はひたすらワードの探索を開始。
最初に思いついたのは「受験票」。
となれば、形容部分は「落ちた」でほぼ確定。『落ちた受験票』。
悪くない回答だが、おそらく過去に全く同じ回答があるのでは?と考え、提出しつつも次の回答を探す。
次に思いついたのは「住民票」。
過去に参加した茶屋で得た「そういえば我々が手にする住民票って写しなんだよね」という気付きから、『住民票の写しのコピー』という書類手続きでたまに見る不可解な日本語を思い出す。
「本物ではない×2」で大事じゃなくなる要素は満たしたうえで「【ファイル名】のコピー(【同名ファイル数】).【拡張子】」という形式の回答が過去にあったことを思い出し、大喜利茶屋でウケるタイプの回答だと判断し、こちらを最終回等に決定。
最終回答&結果
結果は13位。
決勝ペース+αの点数を獲得できたので、この時点でほぼ決勝は確定だろうと安堵。
4巡目
お題
方針設計&パーツ集め&回答作成
とりあえず「商品」「店」「店員」のどれかで回答するという方針は思い浮かび、「商品」「店」で回答を考えたが、たこ焼き屋独自の要素に触れると、コレまた味の濃い大雑把な回答しか思いつかなかったので、幅広い回答が可能そう+ある程度ふわっとしたことを言っても成立する「店員」要素で攻める決断。
すぐに「なんか独自のやっかいなルールがあるラーメン屋」が浮かんで、たこ焼き屋でなくても成立するとは思いつつもたこ焼き屋がやってたらかなり気持ち悪いだろうと判断して最終回答決定。
最終回答&結果
結果は6位。
ほぼ同じ回答があったが少し差がついて自分の回答が上回った。
理由はわからないけど、少し申し訳なくもあり嬉しくもある。
これまた決勝ペース+αの点が入ったので入賞も見えてくる。
5巡目
お題
方針設計&パーツ集め&回答作成
歌詞の穴埋め系だが、元ネタをもじる必要はないと判断。
お題の表記と文字数を合わせる必要もないだろうと判断。
「早し最上川」回答はおそらく出るだろうと思って切り捨て。
具体的な行動(事象)がすでに書かれているので、映像を思い浮かばせて面白くする方向で検討。誰かが体中に風を集めている映像を頭の中で流しながら、ひたすら「その後何をするのか」を考えた。
突然、お題の文言がナレーション風に頭の中で再生される。脳内で動いていた映像は止まり、単調な声だけが再生されている状態。続くワードを思いつくのにそう時間はかからなかった。数字は迷ったが、何となく語感がいいので最初に思いついたものをそのまま最終回答に選定。
最終回答&結果
結果は1位
最終的には映像から作り出した回答ではなかったが、結果映像化しても面白い回答になった気がする。
コレは相当良い順位で決勝入りしたのでは、と期待も最高潮。
ちなみに「最上川」はなかったし、自分の回答は〇の数と文字数が一致してしまった。
予選結果
一瞬、思考が止まる。
期待こそしていたものの、まさかコレ程の順位だとは予想していなかった。
流石に入賞は確定しただろう、と安堵する一方。夢の表彰台に片足を踏み入れてしまったという事実に対して、私の心の準備は足りていなかった。
決勝
神経が研ぎ澄まされるのを感じながら、決勝のお題が表示されるのを待つ。
画面右下のカウントダウンが、いつもより遅く感じる。
しかし、刻は来るのだ。
今日の5問、大小の差はあれど全て当たりを出した自分を信じるしかない。
画面の表示物が消滅し、最後のお題が現れる──
お題
絶望。
いつもと変わらぬ姿で現れたはずの"ソレ"、私には漆黒に見えた。
方針設計&パーツ集め&回答作成
過去に「パイロット(画像)」と「ギャル系」のお題にはそれぞれ1回ずつ回答した記憶があるが、結果はどちらも散々なものだった。
ギャルに関しては浅学非才。ハッキリ言うと手札がほとんどなかった。
聞き齧りの毀れた"刃"。
決勝のプレッシャーで震える私の手を落ち着かせるには余りにも心許なかった。
一方パイロットについても、同じく蒙昧である。それ以上に、ある程度は戦えると自信を持って振るった”剣”が打ち砕かれた"苦い記憶"。その"疵"が、戦意にヒビを奔らせた。
だが、もうここは戦場だ。
逃げる選択肢はない。
もはや武器の体を成していない"何か"の欠片を必死に拾い集める。ただ審判を下されるためだけに、私はその"何か"を差し出した。
最終回答&結果
再び画面が切り替わる。
下された審判を確かめるように画面をスクロールする。
今の私に文字を認識するだけの気力は残されていない。
ただ、"色"を探していた。
探していた。
探していた。
見つけた。
見つけてしまった。
漸く──見つけてしまった。
画面の底に沈みかけていた、橙色を、力のない両手で、掬い上げる。
暖かかった。
甘い夢の残滓。
希望と絶望に弄ばれた私の"夢"は、まだ少しだけ熱を帯びていた。