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何度もやめようと思ったけど…1周年を迎えることができました。

6月1日で、お店が1周年を迎えました。

とっても可愛くて気持ちがいい、
北欧デンマークのオーガニックコットンの子供服。

そのお洋服で
「このお洋服で幸せな毎日を送ってもいらいたい!」
という気持ちから始めたお店です。

「この形、めちゃくちゃかわいい…」
「この柄、大人も欲しい…」
「触り心地が良すぎる…」と
毎日、飽きることなく惚れ惚れしながら過ごしています。


なんか、矛盾してない…?という疑問

オーガニックコットンについて学んでいくと、
「気持ちが良い」はもちろん、
「一般のコットンより環境に負荷がかからない」ことや、
「働く人たちの健康や生活が守ることにつながる」ということを知り、
どんどんオーガニックコットンが大好きになっていきました。


その反面、「ファッションロス」についての現状を知ると
「地球を守るということと、お洋服を売ることって矛盾してないか?」
という疑問が私の中で日に日に大きくなっていきました。

知れば知るほど、
「わたしがやる必要があるのだろうか?」とか、
発送作業で使用する資材を見る度に
「今こうしていることが、環境破壊につながっているのでは?」
疑問は深まるばかり。

特に、輸入時のCO2を考えると、
弱気になってしまうことが多々ありました。

仕事が全く手につかない日もあって、
その時は、オーガニックコットンや環境問題の本や記事を読んだり、
オーガニック製品を扱うお店に出かけてみたり。

「地球を守るということと、お洋服を売ることって矛盾してないか?」
その疑問の答えや、解決方法を探していました。

解決できない疑問の中で


自分の悩みをオーガニックを通じて知り合った方に
相談することもありました。

すると、どの方も必ず、真っ直ぐな眼差しで、
たくさんの前向きな言葉をくださるのです。

「かわいいお洋服だからこそ、知らない人に伝えやすいことってあるはず。」

「オーガニックが発達している国のものを使うって、すごくエコだと思う!」

「日本で、もっとオーガニックコットンを知ってもらいたいし、きっとこれからもっと望まれるものだし、喜んでもらえるよ!」

オーガニックを通じて、子供たちの未来を守りたい…
そう思って活動していらっしゃる方は福岡にもたくさんいらっしゃって、
「どんな小さなことからでも活動したい!」
「その活動に無駄なことなんかない」
「小さなことの積み重ねが大きな動きとなっていく」
そう思っていらっしゃる方ばかりです。

現在、コットンは輸入に頼らなければやっていけない状況であること、
栽培から製造まで全て日本で行うと、単価がとても高くなってしまうこと。
どこで買っても、梱包資材は必要になること。

そのことをふまえ、
皆さんとお話しているうちに頭が整理されて、
「オーガニックコットンで子供たちを笑顔を増やすことができるかも」
「私が服を扱うことも、無駄じゃないのかも」
と、前向きに考えるようになりました。

「かわいい」から始まる!

私のお店のオーガニックコットンのお洋服は
とってもとってもかわいいです。笑

細部までこだわってデザインしてあって、
大人も欲しくなるほどおしゃれ!

イベントなどでは、
「かわいい!」と足をとめていただいた方が
オーガニックコットンについて知ってくださることもあります。

誰かに押し付けられたわけではない。
無理して選んだわけでもない。
「かわいい」と思って選んだものが、
たまたま環境に配慮されたものだった…

そんな機会を作っていけたらいいなと思っています。

とっても小さなお店ですが、
「かわいい!」から、
世界中の子供たちが幸せになれる道へと続く
小道を作っていきたいと思います。
(まずは道へと続く、小道が目標!)

目の前の幸せ

なんだか、世界とか地球とか
大きな規模の話になってしまっていましたが…

お店のはじまりは、娘の肌トラブルをどうにかしてあげられたら…
という思いからでした。

「かゆい」「ムズムズする」という娘の困った顔。

親である自分がどうにかしてあげられることならば、
なんとかしてあげたい。

毛布にくるまれた時の幸せそうな顔で
1日を過ごすことができたら、
なんて幸せな1日になるか…

それを叶えてくれるのが、
しっとり、ふわりと優しいオーガニックコットンでした。

お肌が敏感な娘にも、安心して着せることができます。

娘の笑顔を見るために、
私にとって、
オーガニックコットンの子供服は
信頼できる子育てのパートナーという感じです。

もし、このオーガニックコットンが
一人でも多くの子供たちを笑顔にするお手伝いができたら
こんなに嬉しいことはありません。


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