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手ほどきの難しさ

入門してきた子供に教える時期は特別なものがあります。
この大切な時期に、どのような言葉かけをするか、何を許容して何を見過ごさないか、など先生の責任が問われます。
しかし、ちまたの教則本は、楽器を持たせる、弓を持たせる、開放弦をただしい姿勢で元弓から先弓まで弾かせることに、どれほどページを割いているでしょうか。
結局のところ、先生の現場での直感や人間力、経験則に任されています。

次のようなお悩みはありませんか。

同じように教えても、すんなり出来る生徒と、そうではない生徒に分かれてしまう。
不器用な生徒をどのように弾かせたらいいものか、施行錯誤している内に生徒が退会してしまう。
力んでギーギーした音になり、本人も楽しくないし、レッスンが苦痛である。
親から自宅練習をめぐるバトルの相談を頻繁に受ける。
どうしてもまっすぐなボーイングで弾かせることが出来ないが、その内できるかと祈るような気持ちで曲を進めている。
弓の中~先だけ(又は元ばかり)で弾いてしまう癖がある生徒がたくさんいる。
右手を直したら左手、左手を直したら右手とトラブルになり、両方きちんと協調して弾かせることができない。
合奏を企画するが、ある程度弾ける生徒でも伴奏パートを弾く耳が育っていないことに愕然とした。
音程が悪いので、「高い!低い!」と言いながら教えている。またはもう諦めていてあまり言わない。

該当される先生は、ぜひハヴァシュ式の入門教則本「弓は踊る」「弦は響く」を入門教材に取り入れませんか?
詳しい解説と19のエクササイズ動画付きです。

https://shaku8-ishikawa.com/violin/dancingbows/


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