EZY Ryder

風を切って…波に乗れ…
いつか夢みた時間なんてあっと言う間に過ぎていく…
60年代の後半にアメリカで起きたムーブメントのヒッピー達はweedを吸いながら自由を求めて旅をしたのか？

大阪の街で転々と住居を変えながら,そんなことをおもっていた…

気がつけば数人のグループが2つほど出来上がっていた…

2つのグループの売り上げ？のようなモノがオレの手元に届く…
何もしなくてもBrown moneyが届く…

moneyを数えるという行為をしなくていい生活がそこにはあった…

どのくらい稼いでいるのか？なんてどーでもよかった…
年収がどうだとか,損益がなんだとか…
そんなことは知ったこっちゃねぇ。

毎日cokeをスニッフして…
気が向いたらSEXして…
気が向いたら…

風の向くまま気の向くままに…
そんな日々を繰り返す…

Babylonの追手はどこまできてるんだろうな？
用心には用心で3ヶ月に1回には道具を捨てさせた…
内偵というのはだいたい3ヶ月周期だから…

新しい道具で何度も何度も犯行を繰り返す…
weedとcokeを吸うモグラ達は数人にもなっていく…

オレは現場から離れ,やるのは,人のマネージメント？というか他人名義の電話で報告を聞くだけ…
月曜日にはモグラの誰かがbrown moneyを持ってくる…
オレの業務はシンプルにbrown moneyを貰うだけ…
イカレタ頭でイカレタ事を考える…
ガラクタのモグラ達とイカレタ生活…
月曜日のcallは極上のbooty calls…
weedとcokeを吸いながら観る景色は極上だった…

ガキの頃の追いかけっこと隠れんぼ…
草むらから見てた景色…
夕陽の光…
いつまでも続くとおもえた永遠…
ケラケラと笑いながら,いつまでも遊んでゆく…

風を切って…波に乗れ…
いつか夢みた時間なんてあっと言う間に過ぎていくから…

逃げる時は常にEZY ryde…