セッション(1人でもセッションって言うのか?)自体はすでに1周終わってるので、さっそく本題に入りましょう。
以降はダイスロールやプレイヤーの心の叫び部分と
に分けて進行します。
ですが、物語部分クッッソ長いです。
ルール確認してルルブとシナリオを行ったり来たりのプレイでも1時間くらいで終わってるのに、物語部分書くのに丸々1週間以上かかってます。
しかもまだシナリオの半分!もうすでに2周目の準備してるのに!
ここまできたら、小説1本書いてるんだ!って気持ちで、最後まで丁寧にビッシリ書いてやろうと思います。
プロローグ
はい、というわけで、長ったらしいプロローグになりましたが、ロゼとフェンの2人で冒険に出発してもらおうと思います。
ステータスと初期装備については前の記事で出してるので、ここでは追加の買い物をしていきましょう。
⋯⋯と言っても、金貨10枚で買えるものなんてほとんど無いので、各自ロープを1つずつの購入だけにしておきます。
ダンジョンの敵はワイロで買収できることもあるので、お金を残しておけば無駄な争いを避けられるかもしれないし。
それにしてもロープが金貨3枚って高くない?この世界の物価ってどうなってんだろ。
そんな世界の物価指数に思いを馳せつつ進めていきましょう。
このシナリオには町から町への移動パートとか、町の中での情報収集パートとかはありません。
いきなりダンジョンに着いたところからスタートです。
このゲームでは、d66(6面ダイスを2回振って1回目を十の位、2回目を一の位にする)の各出目にイベントが設定されています。ダンジョンを進む途中で起こる出来事を、ダイスでランダムに決めていくような感じです。それを「マップタイルをめくる」と表現するので、各シーンを「〇枚目」と数えています。
1枚目 11〈空き部屋〉
では、11の目で何が起こるのか読んでいきましょう。
ここは一見すると何もない空き部屋のようですが、〈器用ロール〉に成功するとアイテムを手に入れることができるみたいです。
「えっ?でも副能力値で器用点取ってないんだけど!?」って思いますよね?私も思いました。
これ、器用点のない主人公は自動失敗なのかと思ってルルブをちゃんと読み直したら、副能力値で取ってないロールが出たら、全部、技能点で振っていいらしいです。
つまり、技能点ってコストもリスクもなく、ほぼ全ての判定ロールにプラスできるってことですね。そりゃ経験点4で1しか上げられないわ。そう考えると、最初の段階で経験点8使ってMAXまで上げるのもアリですね。
今回は2人とも技能点:1なので、1d6+1で判定します。
〈判定ロール〉(目標値:4)
ロゼ:2+1→3 ✕
フェン:6+1→7 〇
フェンが6でクリティカルを出しましたが、特典は何もありませんでした。ですが、その分ファンブルにもデメリットが設定されてないので、ここはそれで良しとしましょう。
★GET『カチカチになったチーズ』
お宝ではありませんが、特定のクリーチャーに対して【ワイロ】として使えます。1つで3点分。
主人公的にはガッカリだと思いますが、プレイヤー的には、ダンジョンの出だしとしてはすごく良い出目だったな〜と思います。
というか、全体的に出目に恵まれてたんですよね。
おかげで妄想が捗ります。
2枚目 43〈トラップ〉
次は罠が仕掛けられた部屋です。
43番は『矢狭間』。壁に刻まれた彫刻の開口部から、何者かが矢を放ってきます。
自動の仕掛けじゃなくて「何者か」が放ってくるんですね⋯⋯。ちゃんと読んでなかった⋯⋯。
たぶん、次の次で出てくるアイツらだな、こういう卑怯な手を使うのは。
〈判定ロール〉(目標値:3/対象:1d2→2人)
ロゼ:6+1→7 〇
フェン:5+1→ 6 〇
君たち、出目高いね??
主人公ぜったい死なせたくないマンだから、いいんだけどね?
別に普通のランタン持ちの火も、落としても消えないんですけどね。というか、その辺の演出はプレイヤーの裁量次第といったところでしょうか。このダイスの出目に合わせてアドリブでストーリーを作っていくのが良いんですよね、TRPGって。
3枚目 64〈強いクリーチャー〉
60番代は強いクリーチャーゾーンです。最初は50番代の弱いクリーチャーゾーンが良かったなぁ!
ですが、出目はゼッターイなので!
ここに出現するのは『ホブゴブリンの警備隊長』です。
警備を任されているということは、黄昏の騎士の直属の部下ですね?敵です!
反応表をチラッと見ても6分の5で「敵対的」です。振るまでもありませんね!殴りましょう!
そもそも2人は奇襲を仕掛けてきた賊を追って来てるので、そこで遭遇したヤツはみんな敵だと思ってもしょうがない!
警備隊長は隊員のゴブリンを連れているので、まずはザコの人数を1d6+3で決めます。
『ゴブリン』3+3→6体
けっこう多いな!
しかもホブゴブリンは統率力に長けているので、隊長が生きている限り、ゴブリンはレベルが+1、攻撃回数が残敵数+1に増え、さらに隊長を攻撃対象には選べず、逃走しません。
その代わり、隊員が残っている限り、隊長は後ろでふんぞり返って攻撃には加わりません。
何が大変かって、普通はゴブリンの数を半分にするだけで敵が逃走して勝利判定になるんですが、この敵の場合はゴブリンを殲滅し尚且つホブゴブリンの生命点を半分以下にしないと、逃走してくれないってことなんですよね。
初戦から難易度高いよ!がんばれ主人公たち!
『ホブゴブリンの警備隊長』
レベル4/生命点:4/攻撃回数:1/宝物:通常
『ゴブリン』×6
レベル3(隊長補正+1)/攻撃回数:残敵数(隊長補正+1)
敵は遠距離武器を持っていないので、魔術を使えるローズマリーが先制できるんですが、とんでもない凡ミスが発覚しまして⋯⋯。
なんと、ここで魔術点を減らすのを忘れていました!
つまり、以降の判定がすべてズレることになるので、第0ラウンドは無かったことにします。
大丈夫です。ここで彼女はファンブって失敗してるので、戦況に影響はありません。
では、気を取り直して、第1ラウンドから行きましょう!
●第1ラウンド・主人公●
ローズマリー:対象→ゴブリン(目標値:4)
〈攻撃ロール〉3 ✕
フェン:対象→ゴブリン(目標値:4)
〈攻撃ロール〉2+1→3 ✕
ローズマリーは軽い武器で-1ですが、技術点で+1になるので±0の補正。
フェンは技術点で+1の補正です。
急に出目が腐りましたね⋯⋯不安になってきました。
●第1ラウンド・敵●
ゴブリン×7:対象→ローズマリー/3回
フェン/4回
ローズマリー:1d6+1(目標値:4)
〈防御ロール〉①5+1→6 〇
②6→クリティカル ◎
③4+1→5 〇
【生命点】:7
フェン:1d6+2(目標値:4)
〈防御ロール〉①4+2→6 〇
②1→ファンブル✕
③2+2→4 〇
④1→ファンブル✕
【生命点】:12→10
ローズマリーは技術点の補正で+1。
フェンは技術点と板金鎧の補正で+2になってます。
出目が荒ぶってますが、食らったのが体力オバケのフェンだけなので問題ないですね!
●第2ラウンド・主人公●
最初のラウンドはグダグダでしたが、ここからすごい勢いで巻き返します。
ローズマリー:対象→ゴブリン(目標値:4)
魔術【気絶】⋯対象のレベルを2点上回るごとに追加で1体を眠らせる。
〈魔術ロール〉4+6→10 〇
目標値4+6点上回ったので、ゴブリン4体を眠らせた。
【魔力点】6→5
フェン:対象→ゴブリン(目標値:4)
〈攻撃ロール〉4+1→5 〇
ゴブリン1体を倒した。
残敵数:ホブゴブリン×1/ゴブリン×1
ここでローズマリーの本領発揮。この手のゲームでザコの殲滅力は本当に重要!
●第2ラウンド・敵●
ゴブリン×2:対象→ローズマリー/1回
フェン/1回
ローズマリー:1d6+1(目標値:4)
〈防御ロール〉3+1→4 〇
生命点:7
フェン:1d6+2(目標値:4)
〈防御ロール〉2+2→4 〇
生命点:10
●第3ラウンド・主人公●
謎のミラクルが起きます。
ローズマリー:対象→ゴブリン(目標値:4)
〈攻撃ロール〉6 ◎
+追撃:6 ◎
+追撃:1 ファンブル ✕
ゴブリン1体を倒し、さらにホブゴブリンの生命点に1点のダメージを与えた。
フェン:対象→ホブゴブリン(目標値:4)
〈攻撃ロール〉1 ファンブル ✕
残敵数:ゴブリン×0/ホブゴブリン×1
ホブゴブリン【生命点】4→3
なんでロゼの攻撃が通ってフェンが失敗する??
そういうストーリーに反映させにくい出目やめてマジで???
●第3ラウンド・敵●
ホブゴブリン:対象→フェン(目標値:4)
〈防御ロール〉3+2→5 〇
●第4ラウンド・主人公●
ローズマリー:対象→ホブゴブリン(目標値:4)
〈攻撃ロール〉2 ✕
フェン:対象→ホブゴブリン(目標値:4)
〈攻撃ロール〉6 ◎
+追撃:5+1→6 〇
ホブゴブリンに2点のダメージを与えた。
ホブゴブリン【生命点】3→1
【生命点】が半分を下回ったため、敵は逃走した。
主人公の勝利です!
やりましたね、フェンくん。最後にイケメンの面目躍如を見せてくれました。
さらに【気絶】で昏倒させた敵は、ロープで縛り上げることで捕虜として連れて行くことができます。
この『黄昏の騎士』には特別ルールがありまして、以前のルールでは主人公2人の場合は従者を連れて行けないんですが(今は変更があって連れて行けます)、捕虜1体に限り従者点がなくても連れて行くことができます。
これを狙ってロープを買っておいたんですが、上手くいって良かったです。
そして〈宝物ロール〉ですね。
何が出るかはシナリオの宝物表から1d6で決めます。
〈宝物ロール〉3『2d6の金貨(最低5枚)』
2d6の結果は⋯⋯4。最低枚数が保証されているので、最低の5枚でした。
金貨50枚の道程は遠いね⋯⋯。
今回はここまで!
本当は中間イベントまで繋げる予定でしたが、もう3日くらいかかりそうだったので、いったん切ります。
前後編で終わると思ったけど、たぶん三部作になりそうかな。7枚目もちょっと長そうなので。
では、次回も物語部分クソ長リプレイになると思いますが、よろしくお願いします。