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6年後に叶う

高1の息子は、野球の試合に出かけた。
いろいろな偶然が重なり、念願の野球の試合に出られるようだ。

ずっもサッカーをしてきたのだが、あるとき野球がやりたいと、サッカーをやめて、野球チームに入った。
だが、残念なことに、入部したときにはもうスタメンが固まっており、練習に行ってもあまり野球っぽいことをやらせてもらえることがなく、1年でやめて、サッカーに戻った。
もちろん息子の力不足が原因なので、誰が悪いという話ではない、タイミングも含め、合わなかったのだ。
競技としてのサッカーと野球の違い、それぞれの文化など、親子で考える日々だった。

その後はずっとサッカーをしている。

あれから6年。
一転、野球の試合に出られるらしい。
スタメンだそうだ。

見に行きたかったけれど、コロナ影響で無観客だそうなので、写真をたくさん撮ってくるように話した。
試合中、写真撮ってる人なんていないよと笑われた。

私にとっては、勝敗も打率もどうでもよくて、あの時親子でもがいた日々が、6年経って花を開いたような気がして、本当に感慨深い。
この機会に巡り合えたことに感謝です。
いいことってあるんだな、と思います。