黒馬バドレックスVMAXのデッキ平均化#3【サンプルレシピ付】
こんにちは、Violaです!
いつも読んでくれてありがとうございます。
今回は黒馬バドレックスVMAXの優勝デッキを集計!採用率&平均採用枚数を算出しました。
■最新弾:摩天パーフェクト/蒼空ストリーム
■集計日:2021年9月16日
■サンプル数:28デッキ
■対象デッキ:黒馬バドレックスVMAX
調べて分かったこと
■PJCS2021の影響
PJCS2021(ポケカの全国大会)でマスター部門・シニア部門において黒馬マホイップが2冠を獲得。その影響力は絶大で、多くのプレイヤーにとって構築の指標になっています。
▼ポケカ公式のインタビュー記事はこちら▼
■ミュウツーV-UNION型の開拓
前評判はイマイチだったV-UNIONですが、ここに来てミュウツーV-UNION型が数を伸ばしています。使用率25.0%は決して無視できない数値です。
ポケモンの採用率
VMAX:V=4枚:4枚が必須。
メインアタッカー&ドロー&エネ加速...役割が多い上に場に並ぶほど効果が強くなるため、最大枚数の採用が一般的です。
■プロモ版の採用率
今回集計した全111枚中17枚(15.3%)がプロモ版でした。別途アタッカーを採用せずともワザ「ホロウバインド」で3エネ中打点を出せます。
今最も多いマホイップ型。VMAX:V=2枚:2枚が一般的ですが、デッキコンセプトに応じて枚数は変動します。
▷鋼タイプ弱点
黒馬が苦手な悪タイプ、主に【ガラルファイヤーV】【ブラッキーVMAX】などから弱点を突かれません。
▷ワザ「キョダイホイッパー」
場にあるエネルギー×60ダメージを出せるため、黒馬が倒しづらいVMAXポケモンを一撃で沈めることができます。
▷特性を持たない
ワザ「かざりつけ」でエネ加速して、ワザ「キョダイホイッパー」で攻撃。【マホイップVMAX】自身で動きが完結しているため【頂への雪道】採用も検討できます。
デデ:クロ=1枚:1枚がベター。
似ているようで役割が明確に違います。
■デデンネGX
主に序盤に活躍するポケモン。手札事故を解消したりVMAXを立てて走り切りたいターンで使うカード。
■クロバットV
主に終盤で活躍するポケモン。手札干渉から復帰して【ボスの指令】を探すときに重宝します。【冒険家の発見】を採用するなら併用したいです。
採用率の高い超ポケモン。
いずれも【霧の水晶】に対応しています。
■マーシャドー
相手の【頂への雪道】を許しません。自分から貼るデッキには2枚採用されることもしばしば。
■ゲンガー&ミミッキュGX
強力なワザを持っていますが、低耐久&サイド3枚という諸刃の剣。簡単にサイド3-3プランで負ける原因になるので慎重に扱いましょう。
▷ワザ「ホラーハウスGX」
序盤に使えばV進化するターンを作れます。中盤以降に使えば特性「めいかいのとびら」の使用回数を稼いで大ダメージを狙えます。
▷ワザ「ポルターガイスト」
手札が増えるほどダメージを見込めるので、主にミラーマッチで活躍します。警戒させるだけでも強いワザです。
■オーロット&ヨノワールGX
手札の多さにリスクをつけるゲンミミに対して、手札が少ないことにリスクを与えるポケモン。にげるエネ3個な点に注意。
▷ワザ「ナイトウォッチャー」
【マリィ】や【リセットスタンプ】と併せて相手の事故を誘発できます。
▷ワザ「ペイルムーンGX+」
エネ加速手段に乏しいデッキや、いれかえ手段が枯れた終盤に使うと相手の動きを大きく縛ることができます。
■ミュウツーV-UNION
集計した7デッキは中身にバラつきがありました。その中で多かった型のサンプルを巻末に掲載しています。
▷ワザ「サイコプロージョン」
小物を2〜3匹同時に倒したり、【デデンネGX】を突然吹き飛ばせます。「ダメカンをのせる」なので特性「ベンチバリア」は効きません。
▷ワザ「ファイナルバーン」
無条件で300ダメージを連打できます。VMAXポケモン相手でもワザ「アストラルビット」やワザ「サイコプロージョン」で倒しきれます。
■ガラルフリーザー
▷特性「れいこくチャージ」
突然エネ加速して相手のダメージ計算を狂わせます。特性「めいかいのとびら」を使っても尚エネルギーが余るなら採用価値があります。
▷ワザ「サイコレーザー」
結構バカにならないダメージをベンチに叩き込めます。
その他ポケモン。
グッズの採用率
ボール系の合計平均は10.8枚。
水晶:クイック:通信:おこう=4枚:4枚:2枚:2枚の配分は、マホイップ型で特に多い配分でした。
いれかえ系の合計平均は4.4枚。
■ふうせん
にげるエネ2個のポケモン中心のデッキである点、特性「めいかいのとびら」の対象がベンチ限定である点から、採用率が高いです。
■ふつうのつりざお
一度倒されたポケモンや【マーシャドー】を回収できる点が高評価。エネルギーを手札に戻したい場合は【トレーニングコート】を使います。
■リセットスタンプ
サイド1枚になるタイミングが少ない点・デッキの回転率を妨げる要因になる点から採用率は低いです。【オーロット&ヨノワールGX】との相関もありませんでした。
その他グッズ。
サポートの採用率
配分に大きな偏りやパターンは見られませんでした。しかし、PJCS優勝構築の影響からか【ボスの指令】の採用枚数は控えめです。
■冒険家の発見
主に【博士の研究】【マリィ】の枠を削って2〜3枚採用されます。1〜2ターン目に強いカードです。
■シャクヤ
ミュウツーV-UNION型での採用。
その他サポート。
スタジアムの採用率
エネルギー周りを補助するスタジアムが多い印象。
■頂への雪道
苦手な悪タイプは揃いも揃って強力な特性を持つポケモンV・GXです。そこを止めつつワザ「シャドーミスト」で時間稼ぎをする戦術も取れます。
エネルギーの採用率
エネルギーの合計平均は14.3枚。
■基本超エネルギー
特性「めいかいのとびら」やワザ「かざりつけ」で大量消費するエネルギー。このデッキにおける「エネの枯渇」は展開も攻撃も止まることを意味します。
■ウィークガードエネルギー
主にミュウツーV-UNION型で採用。【マホイップVMAX】が同居しないので、悪タイプの弱点をケアする必要があるようです。
その他エネルギー。
サンプルデッキ
上記のデータを参考に、標準的なデッキを組んでみました。デッキの仮組みや練習相手としてご活用ください!
■マホイップ型
デッキコード:V1Fkwb-hwxSJl-FfVVFF
■ミュウツーV-UNION型
デッキコード:VFVb1V-5aPt02-bVFVkw
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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