アルセウスジュラルドンのデッキ平均化【サンプルレシピ付】
※全文無料です※
こんにちは、Violaです!
いつもご愛読ありがとうございます。
今回は『アルセウスジュラルドン』の優勝デッキを平均化。
デッキ構成のテンプレートを調べました!
■最新弾:スターバース
■集計日:1月26日(水)
■サンプル数:20デッキ
■対象デッキ:アルセウスジュラルドン
【アルセウスVSTAR】と【ジュラルドンVMAX】を両採用したデッキを集計しています。
どんなデッキ?
【ミュウVMAX】を強く意識したデッキです。
■基本コンセプト
「アルセウス▶︎ジュラルドンVMAX▶︎ジュラルドンVMAX」の順に出すと、相手はサイド8枚分のポケモンと戦います。この間にサイドを取り切るプランが基本です。
このプランを通すために3つの作戦があります。
■3つの作戦
1.特性「まてんろう」
【ミュウVMAX】をはじめ、特殊エネ軸のデッキは【ジュラルドンVMAX】の処理に時間がかかります。
2.アルセウスでエネ加速
従来の【ジュラルドンVMAX】が抱えていた序盤のエネ加速問題を【アルセウスV/VSTAR】が解決できます。
3.豊富な耐久カード
回復/耐久カードを多く積むことで、中途半端なダメージを許しません。
ポケモンの採用率
■ジュラルドンVMAX
▷特性「まてんろう」
特殊エネ付きポケモンから無敵になる特性。
特に【ミュウVMAX】はワザ「ダイミラクル」(130ダメージ)でしか攻撃できなくなります。
▷3枚採用が基本
「基本コンセプト」の通り2匹必要。
サイド落ちなどを考慮して3枚採用されます。
■ジュラルドンV
▷鋼タイプが8割
集計した51枚中42枚(82.4%)が鋼タイプでした。理由は▼の通り。
▷特性「ハードコート」
実質HP250になります。
これを【メロエッタ】が倒すには、ワザ「メロディアスエコー」(210ダメージ)に加えて【パワータブレット】2枚が必要です。
[2→3→3]のサイドプランを通すために「後1メロディアスエコー」を耐え抜くことは重要です。
▷進化元が2枚だけ?
VMAX:V=3枚:2枚の配分をよく見かけます。
後述する【マスタード いちげきのかた】でVMAXを直接場に出せるので、このように歪な配分になっています。
▷ワザ「ガトリングスラッグ」
使用頻度は少ないですが、鋼エネ×4枚で【白馬バドレックスVMAX】に弱点を突いて一撃で倒せます。
■アルセウスVSTAR
▷出番は1回。
「基本コンセプト」の通り行動するのは1匹だけ。しかし可能なら【アルセウスV】でスタートしたいので、VSTAR:V=2枚:3枚が最低枚数です。
▷ワザ「トリニティノヴァ」
中打点で攻撃しつつ、揃えづらい2色のエネルギーを【ジュラルドンVMAX】に加速できます。
▷特性「スターバース」
【マスタード いちげきのかた】といった使う場面が限られるカードや、1枚採用のカードが使いやすくなります。
■アルセウスV
▷ワザ「トリニティチャージ」
0ダメージ版ワザ「トリニティノヴァ」。V進化するターンがないときや、3エネ揃わないとき等に使います。
その他ポケモン。「基本コンセプト」に沿って構築する場合、他のポケモンは採用しないことが多いです。
グッズの採用率
■メジャーな配分
クイック:ハイパー:おこう=4枚:4枚:1枚
■しんかのおこう
▷コスト0で進化
【ハイパーボール】との差別化点です。
▷1枚でも機能する
特性「スターバース」のおかげで使いやすくなっています。
合計枚数は平均3.1枚。
【ポケモンいれかえ】が最も好まれます。
■【あなぬけのヒモ】が少ない理由
【ジュラルドンVMAX】で詰ませる方針なので、ベンチポケモンを引っ張り出す必要性が薄いです。
■【ふうせん】が少ない理由
▷【ジュラルドンV(鋼)】を逃したい
このデッキは主に「アルセウスをバトル場に出すため」にいれかえ札を使います。つまり逃がすポケモンは【ジュラルドンV(鋼)】。このポケモンは逃げるエネルギー3個なので【ふうせん】では意味がありません。
▷他に貼りたいカードがある
序盤を耐えしのぐ【大きなおまもり】や、打点調整する【こだわりベルト】を優先して使いたいです。
■大きなおまもり
▷ワザ「メロディアスエコー」対策
必要な【パワータブレット】を1枚増やして、V進化までの1ターンを耐えやすくなります。
▷ワザ「ダイランス」対策
【白馬バドレックスVMAX】のワザ「ダイランス」+【こだわりベルト】(合計280)を、アルセウスVSTAR(HP280)が耐えます。
■すごいきずぐすり
▷【ダブルターボエネルギー】を有効利用
エネルギー2個分の【ダブルターボエネルギー】を1枚トラッシュして「120」回復できます。
▷ワザ「ダイミラクル」を帳消しに
【ミュウVMAX】のワザ「ダイミラクル」は130ダメージ。これを【すごいきずぐすり】でほぼ全回復できます。
■【タフネスマント】が少ない理由
ワザ「メロディアスエコー」(210ダメージ)を受ける時、一撃で倒すために必要な【パワータブレット】の要求枚数は▼の通りです。
つまり【大きなおまもり】でも【タフネスマント】でも要求枚数は同じ。同等の効果が得られるなら、進化後も使える【大きなおまもり】の方が汎用性が高いです。
■ポケギア3.0
【ネオラントV】を使いにくいので採用率が伸びました。
【大きなおまもり】や【こだわりベルト】を使いたいため【ツールスクラッパー】の方が好まれます。
その他グッズ。
サポートの採用率
■サポートの配分
博士・マリィ・ボスを各3枚以上がメジャー。サポートサーチ札がほとんどないので厚く採用されています。
■マスタード いちげきのかた
▷VMAXを直接場に出せる
【ジュラルドンV】を倒されて[2→2→3]のサイドプランを通されるのを阻止できます。
▷特性「スターバース」と相性バツグン
【クイックボール】や【ハイパーボール】を自由に探せるので、マスタードの使用条件を満たしやすいです。
その他サポート。
スタジアムの採用率
■継続して「30」回復
【すごいきずぐすり】と合わせて「150」回復できます。
■【頂への雪道】をケア
ポケモンVの特性に大きく依存するため採用枚数が多いです。
■【トレーニングコート】を割れる
特性「まてんろう」が効かない基本エネ軸のデッキに対して有効。
その他スタジアム。
エネルギーの採用率
■基本エネの配分
概ね「鋼:闘=2:1」の割合。ワザ「キョダイフンサイ」の必要エネ【闘鋼鋼】の配分と一致します。
■ワザ「トリニティノヴァ」で加速
基本エネルギーであることが重要です。
■ダブルターボエネルギー
▷序盤:ワザ「トリニティノヴァ」を打つ
序盤に必要な札は多めに採用したいです。
▷中盤:【すごいきずぐすり】のコストにする
中盤以降にも役割を持たせることで多投するデメリットが無くなります。
サンプルレシピ
上記データから標準的なデッキを組みました。
デッキの仮組みや一人回しなどにご活用ください!
デッキコード:FVvkw5-vHkn3L-kVkkFV
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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