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ザルードVをちょい考察

 今回は7月10日(金)発売の強化拡張パック「伝説の鼓動」収録のザルードVについて考察します。アセロラやまんたんのくすりが使えなくなった剣盾シリーズで「全回復」という要素はどこまで活躍するのでしょうか。

注)あくまで個人の一意見ですので、独断と偏見がムゲンダイナであることを前提に読んでいただけると幸いです。

カード単体の性能・評価

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いつものように、ザルードV単体の特徴をおさらいします。
・ワザ「ジャングルライズ」[草草]
 100ダメージを与えつつ、最大2体にエネ加速とHP全回復が出来ます。VMAXポケモンと相性の良い優秀なワザですが、エネルギーをどう準備するかが課題になります。
 自身が倒されることを考えると、サイド2枚を引き換えにする価値があるかを考えて運用する必要がありそうです。これによってVMAXポケモンを2ターン守れるとなると、その価値は十分にあります。

・たねポケモン(Vポケモン)&草タイプ
 ネットボールで容易にサーチ出来て、ターボパッチでエネ加速もできるため、ワザを撃つためのハードルは意外と低いかもしれません。

・HP210&炎弱点
 安定して1発耐えることは難しいですが1度ワザを打てれば十分なため、そこまで気にすることはないと思います。一応タフネスマントは使えます。

エネルギーの付け方

 ザルードVのワザ「ジャングルライズ」の要求エネ[草草]を1ターンで準備する方法をいくつか考えてみようと思います。

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1)ターボパッチ
 特別なコンボパーツを必要としないため、汎用的&お手軽なエネ加速手段です。その代わり、コイントスが絡むため安定性に欠けます。ザルードVを動かすときは絶対に回復させたいときが多いので、それをコイントスに託すのは少しリスキーです。

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2)ゴリランダー
 特性「ボルテージビート」によって安定してエネルギーを供給できます。デッキの軸となるポケモンであるため、採用できるデッキ構築にはかなり限りがあります。また、山札からのエネ加速であるため、手札に持っておくエネルギーの必要枚数が少なくて済みます。

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3)ユキノオー
 特性「じゅひょうのめぐみ」によって草エネルギーの加速ができます。基本的には進化時の1回限りしか使えませんが、1進化である点でゴリラと差別化できます。

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4)ヌオー
 HPを回復したいポケモンがいるということは、エネルギーが場に残っているということが多いです。ユニットエネルギー草炎水などを使う通称ヌオーバレットなら、特性「おしながす」でザルードVにエネルギーを流用出来ます。

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5)ビート
 エネ加速できるのは良いですが、他の手段もある中でサポートの使用権をここに使うのはもったいない気もします。

デッキ構築例

 ザルードVが倒されることを考慮して、サイド2枚を渡しても自分にメリットが残るようにしなければなりません。その為には、耐久力があってサイド3枚分の価値があるVMAXポケモンを回復させる運用方法が割りにあっています。(ザルードVのカード画像はヤナッキーで代用しています。)

ゴリラゴリラゴリラ型

 モクナシゴリランダー型のゴリランダーVMAXデッキと組ませてみました。VMAXポケモンに対して微妙に足りない打点をザルードVが補助しつつ耐久できるようになります。野性味溢れる雄々しいデッキですね(適当)。
 デッキコード:Gac8x8-n24kT3-cxcYxc

ゴリラ2

ヌオーバレット型

 ヌオーの特性「おしながす」で一度つけたエネルギーを使いまわしながら戦う構築です。ユニットエネルギー草炎水を活かすために、攻撃を耐えて真価を発揮するエースバーンVMAX・草VMAXでエネをトラッシュしないバタフリーVMAX・耐久力の高いカジリガメVMAXを採用しました。
 デッキコード:J8Y88c-zBHJq1-xG8GKc

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ユキノオー型

 カジリガメVMAX回で作ったデッキと相性が良さそうだったので、組み合わせてみました。状況に合わせてどちらのユキノオーに進化するかを選択する楽しさがあります。
 デッキコード:9gHnN9-1bAgXM-ngQgL

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あとがき

 いかがでしたか?ゲームのザルードはくさ・あくタイプですが、ポケカでは悪タイプにならなくて本当に良かったですね。この記事があなたのデッキ構築のタネとなれたら嬉しいです。

 このnoteでは今後もポケカの考察記事を通してたくさんのアイデアを提案するので、高評価やフォローをよろしくお願いします!

最後まで読んでくれてありがとうございました!


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