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メタモンV・VMAXをちょい考察[レシピ付]

こんにちは、Violaです。
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。

今回はハイクラスパック「シャイニースターV」収録のメタモンV・VMAXをサクッと考察していきます。なかなか面白いデッキになったので、気になった方はデッキレシピだけでも覗いていってくださいね。

それでは早速、単体解説から見ていきましょう!

カード単体の性能・評価

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■特性「Vへんげ」
トラッシュのVポケモンと交換できます。
仕様上、コピー元のVポケモン本体は必要なので、メタモン◇のように進化元の枚数を節約はできません。

■ワザ「ペタッとつく」
後攻1ターン目からエネ加速が出来るので、2ターン目には3エネのワザが使えるようになります。しかし、闘弱点・HP170のVポケモンをバトル場に放置するのは、かなりリスクのある行動ではあります。

■ワザ「ダイヘンシン」
無色3エネで相手のバトルポケモンのワザをコピーできます。トリプル加速エネルギーに対応しているので、他のVポケモンになると思っていたメタモンVが突然攻撃しだす、というような動きが出来そうです。

一瞬イシヘンジンに見えたのは私だけですか?



メタモンVの運用方法

上記の能力をみた上で、メタモンVの使い方を考えてみましょう。

1)V進化先の分岐
2)1枚しかないVポケモンを再利用する
3)エネ加速要員として

■V進化先の分岐
メタモンVが前のターンから場にいた場合、Vへんげで場に出たVポケモンはそのまま即V進化する事も可能です。

例えばこの2組のVMAXポケモン。このポケモン達は同じタイプでありながら、それぞれ異なる弱点をもち、それらがメジャータイプなので苦しい立場にあります。

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そこでこのVMAXポケモン2枚を両採用することで、メタモンVを介して弱点を分散し、不利対面を減らすことができます。

■1枚しかないVポケモンを再利用する
詳しくは「デッキ構築例」にて後述します。

■エネ加速要員として
先述したワザ「ペタッとつく」を活用します。
例えばカメックスVMAXは、ワザ「グランフォール」で後続のエネ加速が出来ることが強みですが、3エネ要求なので攻撃するまでに時間がかかります。とはいえ、他のポケモンでエネ加速するのもカメックスVMAXの強みを薄めているようで勿体ないです。

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メタモンVは微妙に足りない3エネ到達までの速度を補うことが出来るので、カメックスVMAXとは相性が良いです。



メタモンVMAXが有効な相手

次はメタモンVMAXが具体的に誰に対して有効なのかを考えてみましょう。

■ザシアンV
メタモンVMAXで倒したいポケモン No.1。このポケモンに有効というだけでもメタモンVMAXの採用価値は十分にあります。

似た役割を持つポケモンにキュウコンVがおり、こちらはザマゼンタVなどの鋼タイプ全般に有利が取れるメリットがあります。
それに対してメタモンVMAXはザシアンVを倒しつつ、ザシアンVに倒されない耐久力があるので、三神ザシアンを相手する際にはメタモンVMAXの方が有利に立ち回れそうです。

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■ウッウV
有利、というか役割が持てます。

■GXポケモン全般
メタモンVMAXを採用するデッキはGXワザの権利が余りがちです。そのため相手ポケモンのGXワザをコピーして使うのも選択肢としてはアリでしょう。



デッキ構築例

■ゴリラバレット型
モクロー&アローラナッシーGXのGXワザ「スーパーグロウ」でゴリランダーを育てます。その後はゴリランダーの特性「ボルテージビート」オーロラエネルギーで必要なエネルギーを供給する構築です。

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デッキコード:HNLLHH-YeoTjJ-LgnnNg

〜対戦のイメージ〜
後攻1ターン目にスーパーグロウ

相手に刺さるVポケモンを用意

1体目のVポケモンが倒される

メタモンVの特性「Vへんげ」

Vポケモンが復活!


(以下繰り返し)

▷メタモンVを入れるメリット
このデッキは所謂「バレット」と呼ばれる、相手によってアタッカーを切り替える戦法をとるデッキタイプです。その性質上、各アタッカーをデッキに多く採用できないというデメリットを抱えていました。

そこにメタモンVを採用することで、倒された1体目のアタッカーがすぐに復活出来るようになりました。これにより相手に有効なポケモンで戦い続けることが可能になります。

▷草タイプとの相性補完
メタモンVを運用する上で、セキタンザンVMAXは特に意識したいポケモンです。特性「Vへんげ」を使う前にワザ「ふんかだん」で弱点を突かれて簡単に倒されてしまいます。

それに対して、草タイプのモクロー&アローラナッシーGXはワザ「やすらぎハリケーン」の回復を絡めて、セキタンザンVMAXに弱点を突きつつ、ふんかだんを2回耐えることができます。

▷個別解説(要点のみ)
コピーするVポケモンは流行りの構築に合わせて差し替えます。今回採用しなかったポケモンも含め、それぞれの役割対象は以下の通りです。

・メタモンVMAX:上記で説明した通り。
・クワガノンV:小ズガドーン。雑にパラライズボルトしても強い。
・ウッウVデデンネGX。フィニッシャーとして汎用性が高い。
・ドサイドンV:ムゲンダイナVMAX・ピカチュウVMAXなど闘弱点全般。エネ破壊効果もあるため三神にも有効。
・ミロカロスV:マルヤクデVMAX・レシラム&リザードンGXなど炎全般
・マッギョV:ほぼマッドパーティ専用。
・イエッサンVミュウツー&ミュウGX、ガラルネギガナイトVなど。
・キュウコンV:ザシアンV、ザマゼンタVなど鋼全般


あとがき

いかがでしたか?これから新カードが出る度に可能性が拓けるポケモンで、プレイヤーの想像力を掻き立てる1枚ですね!この記事があなたのアイデアのタネとなれますように。

最後まで読んでくれてありがとうございました!




Violaのポケカ備忘録では、新弾カードを中心とした「ちょい考察シリーズ」やデッキ紹介などポケカのデッキ作りのアイデアになるような情報をメインに発信しています!

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