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ナス味噌炒め(スイスワインとマリーアジュ#6)

夏野菜の代表「なす」(関西では「なすび」と呼ばれることが多いです)。
ぼくの大好物で、ナスはもはや常備品のようになってます(笑)
ナスを使った料理はいろいろありますが、今回は「ナス味噌炒め」とスイスワインを合わせることにしました〜

ナスといえば、生食できる関西地方の「泉州の水ナス」*1が最近全国区で知られるようになってきましたね。
季節には美味しいぬか漬けが手に入りますが、ぼくは塩とオリーブオイルで食べるのも好きです。
これもワインに合うんですよ~
泉州出身の母は、子供の頃には夏の水分補給にと畑になっている水ナスをかじっていたそうです。

おっかさん、ホンマ〜?
そこまで水分多くないと思うけど〜(と親の言うことを信じないドラ息子でした)*2

*1 ナスは本来、灰汁が強く生食には向かない野菜であるが、水茄子は灰汁が少なく、水分を多量に含んでおり、ほのかな甘みもあって生食が可能である。生食が可能なナスは全国的にも珍しい。
*2 おっかさ〜ん、ゴメン!
Wikipediaによると「水茄子は畑の隅に植えられ農作業中の熱中症防止の目的で生食された」って書いてるわ!やっぱり親の言うことは信じなアカンね〜
出典 Wikipedia: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E3%81%AA%E3%81%99

ナス味噌炒め

茄子味噌-2

野菜を切って、豚肉と一緒に炒めて、最後に合わせ調味料をからめるだけ。
こんな簡単な料理ですが、めちゃ美味いですよね〜。
なす好きのぼくは毎日たべてもいいくらいです(笑)。

今回使った食材も至ってオーソドックスに
なす、ピーマン、ししとう、豚肉コマ切れ
合わせ調味料も
味噌、砂糖、醤油、みりん、お酒
でした。

「ちょっとくらいひねらんかーい」って声が聞こえてきそうですが、シンプルイズベストということで〜

ワイン

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ワインとお料理のペアリングの基本は「色を合わせる」なので、ナス味噌炒めには赤ワインを合わせるのがオーソドックスですが、「あくなき食の追求をする」ヘルベティカ森本としては白を合わせたくなりました。

合わせた白ワインはバーゼルラント州産「シーベ・ドゥフ・ケルナー2020」。
冷涼感があふれるドイツ系の白ぶどう品種「ケルナー」100%で造られた白ワインです。
日本でも北海道で栽培されていますよね。

レモンや白胡椒の香りと、その香りと裏腹に甘いりんごの味わいがあります。

果たして結果は?

まずはピーマンを一口、そしてワインをふくむとワインがフルーティーになり、うま〜い❗️

これはええマリアージュになる予感❗️

ナスをパクッ、ワインをグビリ、
キター❗️
ワイン単体で飲むとスッキリしていただけの酸が綺麗になって口の中で広がる〜
これぞマリアージュ❗️

いや〜、ぼくってほんまええペアリングするな〜(自画自賛)。

次はどんなペアリングに挑戦するのか!
食べることが大好きなぼく、いろいろと頭を巡らせながらワクワクが止まら〜ん。
乞うご期待!

Beyond the Glass
ワインを通じてスイス文化を日本のみなさまへ
www.vinumhelvetica.com


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