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誰に古着を届けたいのか

こんばんは、ダサオです。
今日は月曜日ということで
「古着バイヤーの基礎知識」を
深めるべく、VBC(Vintage Buyer College)のカリキュラム動画から
学んだことを皆さんと
共有したいと思います。

今回のテーマは、
「誰に古着を届けたいか」という
非常に重要な問いについてでした。

最初は「40代の男性」という、
自分と同じ年代の方に古着を
届けたいと考えていました。

確かに、同じ年代であれば
どんなことに悩んでいるのか
手に取るようにわかります。

また、信頼できる仕入れ先が
あれば、商品力で売れてくれる
という甘い考えを持っていましたが、
ビジネスはそんなに単純
ではありませんよね。

しかも、単に相手を設定するだけでは不十分。
その「誰か」について深く知ることが、
次に重要なステップであることを
この動画カリキュラムで学びました。

「そんなに細かく考える必要があるのか?」と
疑問に思いながらも、友人たちに古着を買うか
どうか尋ねてみると

「古着なんか買わない」

という答えが多く返ってきました。
意外と私の周りには古着好きが
いなかったんですね。

しかし、私はそこで諦めませんでした。
ダサオのあきらめの悪さがここで
発揮されたわけです。

職場で声をかけてみると、
ある20代の男性から興味を持って
もらえることが分かりました。

これはいわゆる「フルダン(古着男子)」
と呼ばれる層ですね。

ここから、誰に古着を届けるのかの
「誰に」の重要性が見えてきます。

一見、自分にとって身近で理解しやすい層を
設定するのが良さそうに思えますが、
実際には市場におけるニーズを深く理解し、
より細分化されたターゲットを見つけ出す
ことが成功への鍵となります。

ここで「ランチェスター戦略」、
すなわち「弱者の戦略」が役立ちます。

この戦略は、大手にはない
独自の強みを生かし、ニッチな市場を
狙うことで勝機を見出すというものです。

私たち古着バイヤーも、
大量生産大量消費の流れに
対抗する「弱者」として、
独自の価値提供を通じて
差別化を図る必要があります。

これは、ただ古着を売るのではなく、
その古着が持つ物語や価値を顧客に
伝えることで、他にはない買い物体験を
提供することです。
ここがまさに強みになります。

今回、私が学んだのは、
ただ古着を売るのではなく、
誰にどのような価値を提供したいのか
を深く考えることの重要性でした。

これからもVBCの学びを活かし、
古着バイヤーの世界を
のぞいてみようと思います。

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ぜひコメントで教えてください。
ダサオの古着バイヤーチャレンジはまだまだ続きます。

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