実写版 上村一夫の世界
【呑屋日記 2022.12.7】
昨夜は上村一夫の扉絵から抜け出てきたような銀座の老舗画廊のギャラリスト登場。
クヴェヴリワインを「嗚呼しあわせ」といなせにのむ所作がまたも上村一夫の世界。
久しぶりにあれこれと話していたらハイパースペイシー な二人組が登場!
この宇宙コンビが面白酒場に塗り替えるカウンターマジックを発動!
昭和のスナックを舞台にしたコミカルな人情劇画を量産した上村マンガをみるかのよう、
話を回すのに長けた男が場を沸かし、女たちがホホホ!と鈴のように笑い、ほろ酔いの優しき男たちが森羅万象をかけぬける。
劇画の一場面と現実がリンクし、令和の阿佐ヶ谷で実写版をみるかのような不思議。
広い東京のなかでたまたま出会った今宵の酒仲間。
接待呑みが少なくなった夜の街。
個人がふらり行ける憩いの場としてのスナックは生き残っている。
頻伽という小さな惑星にたどり着いたお客様たちのおかげで、笑い声溢れる輝く星のように昇華してくださっている。
酒と人とアートとともに。
マクロコスモス=ミクロコスモス
咲夜も頻伽はゆーとびあ!ありがとうございました。
#上村一夫
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