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VRDJとリアルDJを行っていって感じたことのおまとめ

※注意事項

あくまで個人の感想などが多くて全員が全員そうであるとは限らない事があるので一個人の感想として見て行ってくれたら嬉しいと思います。
コレを総意として引用したりするのはやめよう!


★前置き

自己紹介も兼ねた前置きをまず書きます。いらないって人は次の項目までスキップしてください。
まず、自分はUptempoHardcoreやアニソンの原曲などのジャンルをベースにリアル、VR問わず色々なところでDJしていました。
主に大学のつながりでリアルではDJをしていて、この前は謎のバズをされました。
なお新規フォロワーは増えませんでした。

VRではCLUB XOMETというワールドを中心に活動しています。自分自身制作に関わったり行っています。
多い時ではフルインスタンス行ってたりするけど、まぁ有名なDJではないので、周りに助けられています。

★リアルで行うDJの感想

まずはこちらを。ベースとしてDJってなんぞや?って人でも印象が思い浮かびやすいかなと思ってこっちを出しました。
イメージとして映画とかで見るような陽キャがあふれるチャラ箱からパラパラとか流れる昔ながらのクラブ。ヲタクが集うようなクラブまで行ったことは有るので書けるかなと思います…
何か間違いとかそれは違うよ!ってあったら申し訳ない。
クラブ自体は中学生ぐらいから行っていてHARDCORE TANO*C関連のイベントを中心に行っていました。
中学の頃はやっぱり学生だったからそこまで数は行っていないです。

・楽しい&来てよかったなと思った点

音響と一体感。この2つに尽きますという気持ち。個人で化け物音響持っている人じゃない限りは音響は絶対凄いしみんなで1つの音楽を聞いて楽しむ一体感はVRとかとは比べ物にならないくらい高いと思うし楽しい要素の1つであると思います。

中学生の頃、Hardcoreと言われる低音が強い音楽とかをウーファーの前でヒソヒソと立って聞いていたときの重低音は今でも忘れられないしやっぱり楽しかったと言えます。

中学生の頃に凄い聞いていたHardcore

実際、大小問わずイベントでの一体感を作れるイベントは凄い楽しかったし音響の良さだけでも楽しめたというのは大きかったので流す時でも聴衆側でも凄い楽しめたなというのは大きいです。
好きなDJと終わった後にナイスDJでした!と話しかけに行ってありがとうと行ってもらえた経験も有ったりと音楽だけではなく人と人のつながりも楽しいというのがやっぱりクラブのいい部分だなと私は人に推しています。
クラブを通して何人も友達増えたしあの空間で楽しんだ思い出を通して音楽の沼にどっぷり浸かってきたなとは思ってます。

・悲しいと思ったり残念と感じた点

まず前提として、リアルだと基本的に箱をレンタルする都合上金が掛かる。汚い話だけど箱のレンタル代って大抵の場合は安くても10万円程度、高ければウン十万と行く場合もある。
僕自身もレンタルとかしたことも有るしARCHIVERS-NOTEというリアイベも運営したことが有る。

普通に考えれば赤字のイベントを毎度行っていくわけだけど、まぁお金は溶けます。客側含めても同じです。
大学生になるとバイトをやりますがバイトの金も限度があるのでクラブ行きたいけど金がなくて断念&時間がなくて断念は多々ありました。
また、客からお金を取る都合上、行った場所が盛り上がらなかった場合とかに少し残念な気持ちになったりしてしまいます。
音楽の趣味が合わなかったとかに関しては残念ということも有るけど、そこに関しては仕方ないという部分もあるし事前に調べろってこともあるので感じたことはなかった。

だが外部的要因で残念と思ってしまうイベントも有った。
例として

  • 身内感が強すぎて疎外感を感じるイベント。

  • 告知していた内容と違う音楽が多いイベント

この2つがメインとなる。また自分がDJするときだと

  • 告知不足で客が居ないor少ないイベント

  • 連絡不足等の要因で当日に事故が起きてしまうor起きたイベント

大抵の場合はこの2つが残念と感じる要因だった事が多い。
実際残念と感じるイベントも少ないが、時々有ると悲しく感じる時がある。

・リアルDJの総括

基本楽しい!やっぱり金を払って音楽を楽しめる場所でお酒とか飲み物飲んで他人とおしゃべりしながら音楽を語り合って一体になって楽しめる場所としては最適すぎる!
という部分が大きい。ただ、良い箱が多いからこそ失敗をしてしまったときに大きく目立つというのが悲しい点かなと感じています。
自分自身もお客さんに楽しんでもらいたいと頑張ってはいるけどやっぱり難しいなとも感じているので頑張らねばという気持ちはでかかった。

★VR上で行うDJの感想

VRでDJというとなんぞやという人が多い。まずVRとはという話は省略したいのでYoutubeでVRChatなりResoniteなりの動画を調べて見てほしい。
一言で言うならVR空間上でリアルと同じ様な世界を形成してDJやろう!
というのがベースに有るのでTwich上で行うような配信とリアルの中間だと個人的には思っている。

・楽しい&来てよかったなと思った点

とにかく気軽に回れるのがでかい。例えばリアルで複数の箱を回る場合だとどんなに近場でも店を出てドア代払って入場してってのを行っていく。
当たり前だけど再入場不可の場合ドア代を毎回支払うわけだし大富豪の遊びになるし時間のムダも多い。
だけどVR上ならワールドに参加するだけで済む。
コレがデカくてお酒飲みながら10分程度見たら別のイベントへを簡単に繰り返せる。作業用BGMとして聞きながら放置もできる。
良いのか悪いのかは別としてお金がかからないのもでかい。
学生のバイトを学業に支障がない範囲で頑張っても普通は多くて5万円ぐらいだと思う。コレをクラブで1回8000円くらい使うとして行けても2~3くらいで残りは他の部分に使うということが多いだろう。人によっては月1回が限度かもしれない。
そういう部分は手持ちの少ない自分にしては過ごしやすい環境であると思った。

・悲しいと思ったり残念と感じた点

リアルと違い、音響と一体感である。
この2つがでかい点でオンライン上で行う都合上ラグが発生する。すると、同じ曲を合唱しても声にズレが発生したりマイクで掛け声を行うと兎に角ずれる。
人によってはVRの味とも言うけど合わない人にとっては凄い気になる時がある。左右で音がズレてメインの音と重なると頭がバグったような変な感覚になる時もある。
また音響も大きく、VR上でどんなに良い音響を整備したりワールドに合わせてリバーブを掛けてリアルに近い表現にしても聞くのはユーザーが接続したイヤホンデバイスとかである。
どんなにいい音でもどんなにいい低音でも市販のイヤホンなどで聞いている場合があっては元も子もない。
加えてデバイスも高いため、人に安易に勧めにくいのもデカい。
仕方ない話では有るがお金のない自分を恨むしか無い。

・VRDJの総括

音楽を体で感じる体験度合いはどうしてもリアルと下がるものの音楽単体を聞くという点においてはリアルより秀でていると感じた。また、DJとは異なる部分だがVRでは現実と同じ場所でやらなくても良いため例えば宇宙空間をもしたワールドやコンビニ、よくバイトテロが行われそうな場所をもしたワールドがアレばそこでVRDJを行うことができる。
この様な見た目の奇想天外さと音楽をじっくり聴き込めるという点はリアルとは、また違った面白い点であると私はとても心地よく過ごせたなと感じた。

★おまけ(配信DJについて)

配信DJを前項に少し出したので軽く書いておこうと思う。
個人的にはVRDJに近いがより音楽を聞く方面が近いと思っている。
それこそYoutubeやmixcloudでmixを聞く感覚に近い。
しかし一方で音響の問題が内包されておりVRDJのように立体的にアバターとしての他人を感じられない点が有るためVRDJより問題が目立つと思う。
でもまぁ気軽さという意味ではデカいので一番助かっていたりしちゃう。

★すべての感想

DJをやる側の意見を書くならVRなどの配信DJとリアルでのDJが半々ぐらいが一番楽しめると思ったし、練習的な要素を含めるならば半々でやるのが理想だとも思う。
配信だったら家でやれる分、回数をこなせるがリアルだとお金の都合や仕事、ブッキングが来ないなどの事情によりこなせない場合が多い。
逆にリアルだと音響や盛り上がりなどの、一体感を感じることができるのが大きくてDJとしてやるなら楽しさはデカい。
どちらの利点も悪い点もカバーをしあっている体系であると自分は思っているからこそ、みんなに体験するなり実施するなりしてほしいと思った。
聞く側だったら好きなだけ行けるのが嬉しい!
もっとリアルも配信も見よう!!!ってなれるのが兎に角いい!!

みんなもっと媒体問わずクラブに遊びに来よう!!!


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