Adobe「Creative Cloud Files」の同期機能が停止されたけど、20GBを有効活用しようと考えた話
Adobeのサブスクを利用されている方はご存知だと思いますが2024年2月1日に「Creative Cloud Files」の同期機能が停止されました。
簡単に言ってしまえば、AdobeCreativeCloudをインストールするとWindows(Macは知らん)のピクチャフォルダに「Creative Cloud Files」というフォルダが自動で作られ、クラウドストレージを介して2台のPC間のファイルが同期されていました。
JPEGなどの画像データの他にもワードやエクセルなどのドキュメントファイルでも何でも容量の許す限り同期可能でした。しかし、Adobe様的には気に入らなかったご様子で仕様の変更となり、同期されなくなりました。
私はメインとサブPCの写真データのやり取りに使っていましたが、代替としてOneDriveに切り替えたので困ることはありませんでした。無料の5GB分で十分でした。
話は飛びますが、OneDriveを嫌う人の気持ちはわかりますが、設定さえしっかりすれば、とても便利だと思う。
3月を過ぎた頃にはクラウドストレージにしばらく残されていたファイルも削除されたようです。
クラウドストレージの20GBは放置でもいいやと考えていましたが、3月から値上げが実施され、私は一番安いフォトプランですが年間1,000円以上も値上がりです。それなのにクラウドストレージの使い勝手の改悪で(私にとって)サービスの低下もあることが癪に障るので、クラウドストレージを何とか有効活用してやろうと考えました。
まず「Adobe Creative Cloud」を起動させ、「Creative Cloud Desktop」を表示させます。
左端にある「ファイル」アイコンをクリックするとクラウドストレージに保存されているファイルが表示されます。右端にある「+」をクリックすると新規フォルダを作成したり、ファイルのアップロードが出来ます。
「自分のファイル」内のファイルを右クリックするとダウンロードや他フォルダへの移動などの処理が出来ます。
使い勝手は良くないですが、使えない訳ではありません。
クラウドストレージにファイルをアップロードできるのですが、いままでのようにどんな種類のファイルでもアップロードできるわけではありません。
決められた種類のファイルしかアップロードできません。
決められた種類のファイルしかアップロードできないはずなのに、なぜかPNG、GIF、BMPファイルがアップロードできました。
TIFFと肝心のJPEGはアップロードできませんでした。
PENTAX RAWの拡張子「.PEF」とGR IIIのRAWファイル「DNG」もアップロードできなかったのは当たり前か。
Photoshopの「.psd」をアップロードすると「.psdc」というクラウド専用(?)の拡張子に変更されました。
映像ファイルの「.mp4」や「.mov」もダメです。
さらに謎仕様でMicrosoftOfficeの「.xlsx」「.docx」「.pptx」とテキストファイルの「.txt」と「PDF」もアップロードできました。
いままでのようにドラッグ&ドロップとは行きませんがAdobeCreativeCloud経由で、いろいろなファイルのアップロードできます。
当たり前ですがクラウドストレージ上のファイルはネットに繋がっていなければダウンロードできませんので、利便性はかなり低下します。
それにしてもサポート対象外のはずのPNGなどの画像ファイルやPDFはAdobeだからわかるけど、エクセルなどのドキュメントファイルもアップロードできたのには驚いた。
そういう仕様なのか、移行期間の混乱なのかわかりませんが、現状いろいろな形式のファイルをアップロードできます。
JPEGや「.PEF」などのファイルはアップロードできないと書きましたが、Lightroom経由でクラウドストレージ上の別の場所(?)にアップロードできます。
その話は、また後で。
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