〜注文住宅営業時代の思い出〜ビレッジのブログ

ビレッジ

こんにちは!ビレッジです。

私の経歴紹介シリーズ。大学卒業〜の経歴をお話ししていこうかと思います。今回は「注文住宅営業時代の一番の思い出」です。

大学卒業し、私は新卒で注文住宅メーカーに就職。とある展示場に配属され、営業として活動。「モデルハウスに来ていただいた方に注文住宅を建ててもらうために商談し、契約をとる仕事」です。

この営業で数多くを学び、経験しましたが一番の思い出は都内某所での新築の商談です。狭い土地での建築計画で、お客様の要望を落とし込みつつ図面を仕上げるのは至難の業でした。粘り強く取り組み、何度も商談を重ね、お客様から図面に関してOKを頂きました。これで契約だ!と思いましたがしかし、その商談の最後にお客様の口から聞きたくなかった言葉をもらいました。

「提案は本当に素晴らしい。でも、他社からの提案もあるからさ、結論は2週間待ってよ。」

2週間経ち、お客様と再度お会いする日。私はお客様の表情から何となく他社に決めるんだろうなと感じていました。そこで、勉強のために競合他社の提案内容を教えてほしいとお願いしました。図面を見てみると目の前には信じられない光景が。私が提案したものと全く同じ図面が目の前に提示されたのです。他社は、私の提案を全くそっくり真似して提案していたのです。しかも私の提案よりも200万程度安く。建物のクオリティは同程度にもかかわらずです。「これはどうやっても勝てないな。。。しかし丸パクリかよ。。。ふざけんなよ。徹夜を重ねて仕上げた図面だぜ。あーあ、負けだ。部長には見込みって言っちゃってるし、めちゃくちゃ詰められるんだろうな。どうやって言い訳しよう。。。」などと心の中で軽い自暴自棄になっていた矢先、お客様が口を開きました。

「他社に頼まれて、ビレッジさんの提案してくれた図面を見せたんだよ。悪かったね。そしたら全く同じ提案でこっちの方が安く作れるよ。って提案だった。これはビレッジさんの提案を気に入った私にとってはすごく魅力的なんだけどさ、それでも私はビレッジさんに任せたいと思う。注文住宅は人生の中で大きな決断。あなたが言ってた通り``誰と建てるか‘‘が大事だと思うからさ。あなたとの打合せは本当に私たちのことを想ってくれてるのが伝わるし、一生懸命で楽しい。信頼してるよ。これからよろしく頼むね。」

この言葉を聞くと、私は感情が制御できずお客様の前で泣いてしまいました。言葉では言い表せないような高揚感、嬉しさ、安堵などいろんな感情が入り混じったのです。お客様はそんな私を見ると笑って、ポケットティッシュを差し出してくれました。

私はこの経験で完全に営業の虜になりました。このなんとも表現できない高揚感のような感情には、とても強い中毒性があります。一度経験したら忘れられず、「もう一回、もう一回」と身体が求めてしまうのです。営業経験者の方なら、同じような感覚をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

営業は、世間一般ではキツイとか辛いとかノルマとかいうイメージが蔓延していると思います。これはもちろん正しい面もあると思いますが、それ以上に「営業は素晴らしい、楽しい仕事だ」と自信をもってお伝えしたいです。私は今でも営業が大好きで、この仕事をしてきた自身に誇りを持っています。



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