画像1

贈り物の練習035

のちほど
00:00 | 00:00
前回の投稿からずいぶん時間が空いてしまいました。
ギターでこういったものを作る事を、拙いなりに10年間ほど続けてきたのですが、2ヶ月くらい前にやめてしまいました。

自分には音楽の才能というか、音楽を作る能力がまるで無いと思っていましたから、普通にギターが弾けるようになったところで、粗末な作品しか作れるようにはならないだろうと思い、自分なりのルールを決めてギターでの曲作りを始めました。10年ほど前の事です。そのルールというのは「技術的な練習をしない」「コピーやカバーはしない」「何も考えずに(アイデアを持たずに)作る」といったものです。このようなルールを作ったのは、たとえ技術的には未熟で、才能もなかったとしても、少なくとも独自の音楽を作ることは出来るようになるのではないか、という考えからでした。というのは建前で、実際のところは、私の怠惰な性質に対する自分自身への言い逃れに過ぎません。

10年も続けたので、作ってきたものの数は3000個(とても「曲」とは言えない)くらいになりました。あらためて昔作ったものもふくめて聞きなおしてみると、私が10年間かけて積み上げてきたものは、音楽ではなく、ただ山と積みあげられた恥辱でしかなかったのだと、今は思います。こんな事に何の意味があったのでしょうか。

もうとても続けられないので、それ以来ギターには一切触っていませんが、作るだけ作ってアップしていないものが40個くらい残っているので、以前のように1日1個ずつアップして、それでおしまいにします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?