choを攻略せよ⑤ ~〈対象〉の前置詞と二重目的語構文編~
これまでの記事はこちら↓
・choを攻略せよ① ~動詞編~
・choを攻略せよ② ~使役形基礎編~
・choを攻略せよ③ ~使役形応用編~
・choを攻略せよ④ ~使役形丁寧依頼編~
今回は〈対象〉を表す前置詞と二つの目的語をとる構文の関係について見ていきましょう。
choのコアイメージ
![](https://assets.st-note.com/img/1661371410109-0oq2tcq1v7.jpg?width=800)
choのコアは上の画像のように「対象に向かって何らかの物や効果を与える」イメージを持ちます。まずはこのイメージを頭に焼き付けて下さい。
このコアイメージからchoは〈対象〉〈授与〉〈使役〉〈目的〉〈到達〉などの各用法を導くことができます。
〈対象〉を表す前置詞の2つのパターン
choは後ろに名詞を置いて「〜に(対して)」という意味の〈対象〉を表す前置詞として機能します。コアイメージそのままです。以下の2つのパターンを覚えておきましょう。
①V [物] cho [人]
②V cho [人] [物]
「[人]に[物]をVする / [人]に[物]をVしてあげる」
例.
・Tôi tặng quà sinh nhật cho em=Tôi tặng cho em quà sinh nhật
あなたにプレゼントを差し上げます。
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