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思いを近くから/習って伝える

 決して、他人事ではない。自分も、一歩間違える、あるいは、仁義や忠信の心を緩めて、怠ったり、もしくは、責任放棄や利己的になれば、他人の弱点や不利に付け込んで、搾取する人間になってしまう。

 だが、人間の利己心や無教養が蔓延し、偽善や詐術が盛んな業界の中で、自分が追放されれば、元も子もなくなるので、細心の注意と、一定の妥協も、大変不本意だが、止むを得ない。

 そして、弱者は、常に可哀そう、というわけでは、決してない。また同様に、強者は、常に酷く悪い、というわけでは、決してない。よく知識や智恵等を発揮しないと、迷惑人や嘘つき・加害者を庇ってしまうことにもなる。

 それに、人権の保護団体だの、監査の機関だの、当てにならない。頼りにならない。なぜなら、他者を知って、尚且つ、愛する人は、滅多にいない、いや、その心と業を成し遂げられることは、滅多に無いのだ。

 さて、論語に、『巧言令色鮮し仁』と言われているが、最近、朱子学と陽明学を学ぶ為に、『近思録』・『伝習録』を学んで、習おうとしている。果たして、巧言令色の仁者に、自分は成れるのだろうか?平素から、奮励努力しよう!


ありがとうございます。心より感謝を申し上げます。